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ブックマーク / blog.livedoor.jp/editors_brain (3)

  • 編集者の日々の泡:私が担当した電子書籍、絶版にしました

    2014年06月20日 私が担当した電子書籍、絶版にしました Tweet ところで、私が担当して出版した電子書籍、絶版にしました。 この書籍を企画したのは2010年。もう4年前だ。当時の電子書籍は、紙の書籍に比べ販売部数が1〜2%程度。つまり紙なら1万部出るを電子化すると、販売部数は100部とか。 1500円で初版1万部の書籍なら、著者に入る印税は、10%で150万円。これが電子書籍では2万円といったところだ。 私が手がけたのは、紙の書籍を並行させない、電子書籍オリジナルの企画。売れないとはっきり言った上で、「一緒に新しい市場に挑戦しよう」と著者の方を口説いた。 とはいえ丸損を押し付けて書き下していただいたわけではない。そんなこと、申し訳なくてできない。そうではなくて、原稿自体、「原稿料」という形ですでに償却済みのものを書籍化した。 もともと書籍化の約束があって書いていただいたものではな

    guldeen
    guldeen 2014/06/20
    銀行ATMもそうだが、「運営システムの維持」だけでコストが掛かってしまうという現実。▼それを思うと「Jコミ」のビジネスモデルはやはり、凄い。
  • 編集者の日々の泡:アニメならではの声の演技が気持ち悪い

    2011年09月26日 アニメならではの声の演技が気持ち悪い Tweet アニメの声の演技で嫌いなところ。「うん」「えっ」「うっ」とか「うわー……」とかいう言葉にならない発声をやたらと入れるところ。そうした声が挿入される場面を日常の光景に置換してみると、それはだいたい現実には無声。つまり来顔の演技で感情を表現すべき部分だ。 コメディーなんかでデフォルメするならある程度はわかる。そうでもないアニメにまでこのような表現が要求されるのは、おそらく微細な表情を付けるのが難しいため、こうした感情の揺れを表現させるのに「どうしても声に頼る部分が必要」ということなのだろう。 しかし技術面で制限が大きかったはるか昔と異なり、現在のアニメの表現力は豊かだ。感情の揺れを特に表現したい「ここぞという場面」では、十分表情だけで演技させられると思う。 そこまで重要でない場面では、動きで見せるのはコスト的に難しいか

    guldeen
    guldeen 2011/10/05
    そらそうだ。現実の人間とは違う造作のキャラ絵に声をアテて芝居をさせるのだから、日常的な語り口調だと逆に『違和感』が生ずる。ていうかドラマ撮影でのセリフ回しも、日常での会話光景とはかけ離れてるものだが…
  • 編集者の日々の泡:「地震後」の仕事を生きる。印刷インクが春にも逼迫?

    2011年03月30日 「地震後」の仕事を生きる。印刷インクが春にも逼迫? Tweet 地震で紙の供給に問題が生じて出版界が大騒ぎになっていることは、この間書いた。紙がすべての原因ではないだろうが、少年ジャンプとかも合併号発行に追い込まれている。 でまあどたばたしているのだが、紙問題も片付いてないのに、次はインクが問題になっている。インク製造は原料調達が多岐にわたるが、そこここの段階で工場が被災した。そのためインク製造は危機的状況で、需給が逼迫しつつある。 今確保されている在庫は春までとかインクメーカーが海外から緊急輸入して「インク屋の意地に掛けても調達する」と心意気を示してたりとか、噂もいろいろ。「ご協力のお願い」が広く出版業界に撒かれているようだ。 頑張ってほしい。 紙もインクも逼迫している状況では、いずれ「刊行間隔変更」や厳しい減ページに追い込まれる媒体も出てくることだろう。その影響

    guldeen
    guldeen 2011/03/30
    『少年雑誌が合併号で乗り切る』とかのあたり、切迫した事情を感じるね…。
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