タグ

ブックマーク / caprice.blog63.fc2.com (4)

  • きまぐれな日々 東電原発事故や白血病を「娯楽」として消費する人々の醜態

    「TPP」と「橋下徹」が話題をさらった11月が終わり、師走の12月となったが、今年の大きな出来事というと東日大震災とそれに伴う東電原発事故に尽きるだろう。しかし震災と原発事故の議論は先月はTPPと橋下の陰に隠れた形となった。 このあとは消費税増税が政治の焦点になって、TPPも橋下も人々の関心の外に去るのではないかと私は思っているが、それ以上に気になることがある。それは、東電原発事故が他ならぬ「反原発派」の間で「娯楽」として「消費」されるようになってきていることだ。 具体的に言えば、急性白血病に関する話だ。誰それが急性白血病で亡くなった、その人は東電原発事故後に福島入りしていた、などという話がネットで広まる。しかし、東電原発事故が起きてから9か月も経たない現在、不運にして白血病で亡くなられた方が罹患した原因が東電原発事故であることなど断じてあり得ないのだ。それらは「根も葉もないデマ」である

    guldeen
    guldeen 2011/12/05
    ゲスな例で言えば、『飛び降り志願と説得と野次馬』の関係のほうが近いか。
  • きまぐれな日々 柳田稔は失言したが、仙谷由人の「暴力装置」は失言ではない

    このところ、「鍋党」そっちのけ尖閣ビデオ流出の件や仙谷由人の「暴力装置」の件ばかり取り上げることになってしまっているが、私にとってはこの2件は「合わせ技一」みたいなものであり、尖閣ビデオを流出させた海保職員(海上保安官)を「逮捕しないでくれ、処分しないでやってくれ」と叫んだり、仙谷由人の「暴力装置」発言に「自衛隊の隊員たちも決していい気持ちはしない」、あるいは「命懸けで国土を守る自衛官への冒涜だ」などと叫ぶ、俗情に流された意見が世論の大勢を占める状態には、それこそ「日がアブナイ!」と感じてしまう。 特に後者の件で、常日頃「反戦平和」を旗印にしている人たちまでもが、仙谷由人の「失言」と表現している件にも失望させられる。つい数年前まで「護憲」を掲げていた朝日新聞(撤回したという話は聞かないから、今でも建前上は「護憲」なのだろう)が、「『暴力装置』の表現は、かつて自衛隊を違憲と批判する立場か

  • きまぐれな日々 小沢一郎は地方で支持されず完敗。代表選は菅直人が再選

    民主党代表選で小沢一郎が惨敗した。 参院選で民主党代表として戦って惨敗した菅直人に、小沢一郎が惨敗したのである。 国会議員票で200人対206人。ポイントで400対412。しかし、ほぼ議員数に比例する地方議員票では40対60、さらに小選挙区制をとる党員・サポーター票では、得票率は40対60ながらポイントでは51対249。まさに小沢一郎の惨敗だった。 私は、「菅直人が勝った」とは言わない。菅直人は、選挙戦の最初から最後まで、「消極的な支持」しか得ることができなかった。要は、さほど強くない現職。しかも、参院選では惨敗している。 しかし、そんな菅直人に小沢一郎は勝てなかった。 これは、「マスゴミ」のせいなどではない。小沢一郎自身が、現職の菅直人に取って代われるだけの魅力を、国会議員、地方議員、一般の党員・サポーターに示すことができなかった。これがすべてである。 よく論評されるように、左派・リベラ

    guldeen
    guldeen 2010/09/16
    国会議員票で拮抗するも、地方票は大半が菅氏支持。これが何を意味するか。あれだけのメディア報道は何だったのか▼もちろん、世論が全能で無いのは承知。ヒトラーを持ち上げてしまったドイツの例もあるし。
  • きまぐれな日々 地方は年金問題に怒っているのではない、地方切り捨て政策に怒っているのだ

    参院選前最後の日曜日であるとともに、来参院選の投票日であったはずの7月22日になった。 読売新聞、朝日新聞に続いて、日経新聞、毎日新聞、共同通信がそれぞれ参院選予想をまとめたようだ。選挙区ごとの詳細な情勢分析は、明日以降の新聞紙面に発表され、週の後半には、読売や朝日が中盤以降の情勢をアップデートした記事を載せるものと思われる。 だが、おそらく選挙戦の流れはほぼ決まっており、自民党の敗北、民主党の勝利になることは確実だ。ただ、自民党の負けの度合いについては、なお予断を許さない。予想より議席減の程度が少ない場合、間違いなく安倍晋三が政権に居座り、与党の悪政が続いてしまう。 公明党については、朝日新聞のみが大幅議席減を予想しているが、共同や毎日は微減程度としている。公明党の議席をどれだけ減らせるかは、投票率にかかっている。 くどいようだが、当ブログは期日前投票を強くおすすめする。東京などでは、

  • 1