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ブックマーク / king-biscuit.hatenablog.com (5)

  • 定年退職、の弁 - king-biscuit WORKS

    *1 この3月末日をもって、札幌国際大学を定年退職することになりました。ここ数年、裁判沙汰であれこれお騒がせもしましたが、まあ、これでひとまずの区切りということになります。*2 まず、真っ先に考えてやらねばならなかったのが、この間、大学に「拉致」されていたや資料のその後の身の振り方でした。 大学教員が定年になる、たいていその少し前から、ふだんはたまに遊びにくる程度だった古屋のオヤジがマメに出入りするようになり、研究室の蔵書の処分に目星つけてくれるようになって……といった話は先輩がたから聞かされてましたし、実際、そういう光景もいくらか眼にもしてきましたが、でも、そんなのはもうすでに昔話。若い世代なら電子化された文献や資料ベースの日常になっているようですし、年寄りは年寄りで、実務家系の特任教員で年金の足しになれば、程度の了見で大学にやってきたような人たちなら、日々の講義くらいはそもそも新た

    定年退職、の弁 - king-biscuit WORKS
    guldeen
    guldeen 2024/04/01
    お疲れ様でした、と。
  • 前略 小林よしのり様 - king-biscuit WORKS

    前略 小林よしのり様 お元気ですか? 思えばずいぶんご無沙汰しています。「あたらしい歴史教科書をつくる会」でご一緒していた頃から数えれば、もうそれなりの年月がたってしまいました。 その後、お変わりなくご活躍のご様子……と、まあ、型通りの挨拶くらいはしておきたいところですが、業のマンガ「ゴーマニズム宣言」は言わずもがな、その他、責任編集の雑誌「わしズム」や、「朝まで生テレビ」その他のテレビ番組などで流される小林さんの時事的、論壇的な発言、コメントなども含めて、いまは単なる読者=ひとりの「良き観客」としてそれら一連の仕事を遠目ながら拝見している限りでも、あたしの見知っていた頃の小林さんと比べて、いろいろとまあ、お変わりがあるようですね。男子三日会わざれば刮目して見よ、とか。小林さんからの電話を最後に「つくる会」を事実上粛清、追放されて以来、その後実際に会うことはないままですが、もしも仮にいま

    前略 小林よしのり様 - king-biscuit WORKS
    guldeen
    guldeen 2021/07/01
    よしりんに関してはもう、「わしらには救えぬものじゃ」のまなざしを向けるしかない。あれは救えん。
  • 思いっきりおおざっぱな「ラブコメ」・試論 - king-biscuit WORKS

    *1 ● ニッポンのマンガ表現において、「少女マンガ」「少年マンガ」という分類が、事実上意味をなさなくなったのは、おおむね1980年前後のことでした。 具体的には、『タッチ』『みゆき』に代表されるあだち充の一連の作品あたりから顕著になり、高橋留美子『うる星やつら』に最終的に結晶していったような、当時の『少年サンデー』系「ラブコメ」が「少年マンガ」の内実を変えていってしまった。そのような「ラブコメ」の「少年マンガ」に対する浸は、高度経済成長期の「豊かさ」の中で、ニッポン人の「リアル」がどのように変貌していったのか、について考える上で、おそらく想像以上に大きなできごとになっているはずなのです。 マンガというジャンルの中で、それまではっきりとあったはずの「少年マンガ」「少女マンガ」という棲み分けがなしくずしになくなってゆき、それはマンガ表現の水準での変貌であると同時に、それらの読者や、読者をと

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  • 「懲戒解雇」の顛末――でぶ太郎、野に放たれる - king-biscuit WORKS

    *1 *2 勤めていた大学から、「懲戒解雇」を申し渡されました。北海道は札幌にある札幌国際大学という、今年で創立51年目になる小さな私大です。地元の人たちには、静修短期大学という名前の方が今でも通りがいいかも知れません。 こういう地方の私大のご多分にもれず近年は定員割れが続き、藁をもすがる起死回生の策ということだったのでしょうか、昨年春の2019年度入学生から外国人留学生を大量に入れるようになった。ところが、その入れ方がずさんで、大学で学べるだけの日語の能力の目安とされて留学生受け入れの条件になっている「N2」という日語能力試験の基準をクリアしていない学生をたくさん入れてしまい、なおかつ、留学生を抱えた大学に課されている在学中の在籍管理――勉学面のみならず、一定時間以上のバイトをしていないか、とか生活面についてもあれこれ面倒を見なきゃいけない義務の履行もいろいろあやしげなまま、といった

    「懲戒解雇」の顛末――でぶ太郎、野に放たれる - king-biscuit WORKS
    guldeen
    guldeen 2020/07/11
    えー!ビーチ前川氏の片腕な男が、日本語もおぼつかない留学生を大学に押し込む一因だったの?これは、前川氏からの釈明も聞かなきゃだわ。
  • 不良老人ノススメ - king-biscuit WORKS

    *1 完全無敵の老人学 作者:和田 秀樹,大月 隆寛講談社Amazon ●隠居の終焉 人間の老い、年の取り方という観点から歴史を振り返った場合に、ひとつ注目していいと思うのは、隠居という制度です。 それは、地域によって、年代によって、農村と漁村、あるいは男女によって、さまざまな違いがあるにしても、ごくおおざっぱに言えば、農業や漁業などの一次産業が社会の主な生産様式としてドミナントであった状況下での共同体が前提となっているという点では、共通しています。 隠居というのは、一言でいうと現世とのつながりを断つことです。権力や政治や社会的な地位などと一切の関係をひとまず持たなくなった状態を、隠居と呼んだわけです。 その意味で、究極の隠居は「死」なのですが、そのような生物的な「死」の前段階として、まず現世の共同体での社会的役割を脱ぎ捨てて、現世から「リタイア」する、あるいは「卒業」すること、それがまず

    不良老人ノススメ - king-biscuit WORKS
    guldeen
    guldeen 2017/05/31
    まるまる一本の講義を受けたような気になる、濃い内容(´・ω・) 『ロールモデル』としての隠居像が『イエ』制度の崩壊と共に不安定になった、とはなるほどと▼高齢者の生き方モデルは、芸能人が参考になるかねぇ
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