パラグアイ0—0日本(PK5—3)──PK戦で日本の3人目を務めた駒野だったが、ボールは無情にもクロスバーをたたいた。 オシム監督時代のPK練習では、遠藤、中村俊とともに最後まで外さなかった3人のうちの1人で、目立たないが実はPKが得意な選手。2007年のアジア杯では、準々決勝の豪州戦、3位決定戦の韓国戦でPKキッカーに指名され、いずれも決めている。だが、この日は運に見放され、ボールの行方を確認した駒野は、天を仰いで頭を抱えた。試合後は悔し涙を流し、松井らチームメートから抱きかかえられてピッチを後に。報道陣の問いかけにも無言で、目を腫らしてバスに乗り込んだ。 その他 アディダス3大会ぶりV…W杯、メーカーも熱戦 (7月20日 09:31) サッカーのW杯南アフリカ大会では、出場各代表チームに用具を提供したスポーツ用品業界も、4年に1度の大勝負を繰り広げた。(7月20日 09:31) [全文