雇用問題に対するスタンスは違っても、「若年層においては既に一定の流動化が見られる」 という点で異論のある人はいないだろう。 こちらの記事では、転職に対する世代間の意識差がはっきりと出ていて興味深い。 若い世代ほど肯定的で、上に行くほど否定的と言うのは当然だ。 価値観というよりは、転職市場で自分自身もそのように評価されるのだから、そうなる。 合コンでひどい目に会って、「合コンなんて意味ないよ」というようなものだ。 意外だったのは、転職経験者で成功だと考えている人間が過半数を超えている点だろう。 特に30代では、「どちらとも言えない」を除いても6割の人間が転職成功体験を持っている ことに少々驚いた。 ベテランの中には「転職でどんどん年収が下がるぞ」とか「使い捨てにされるだけだぞ」 といって安易な転職を戒める人たちがいるが、現実はむしろ逆だということだ。 余談だが、僕の周囲には「失敗した」と嘆く