近年、アイドルにおいて、肉体的、精神的に本人たちを追いつめ、その光景をあたかも商品のように売りだしている事例が散見される。個別の事例については挙げないが(彼女たちが悪いわけではないし、彼女たちを批判するのは当記事の目的ではない)、過酷さや悲惨な状況を見せつけ、さあどうぞ感動してください、というのは、もううんざりだ。 努力や苦労を売り物のように見せびらかす風潮は、いただけない。労苦を与える事自体が目的となり、結果や効率を考えない“困難”を押しつけ、“乗り越える姿”を賛美する。お手軽に人を感動させるために、わかりやすい「(他人が)苦労している光景」を商品化されているのではと思える。 アイドルの苦労話というのは昔からあるにはあるが、それらの多くはあくまで、過去の事例やいまだから言える話的な暴露話として紹介されるもので、近年のように、現役一線のアイドルが苦労している姿があからさまに紹介されるという
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く