CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
プログラムを書く傍ら、12年ほど小説を書き続けて作家デビューが決まりました。こうした異業種参入の挑戦は、他の技術者の方にも参考になると思います。というわけで、「プログラマー的アプローチでの小説執筆」「執筆手順とプログラマー的ツールの使い方」の2点について、情報を共有したいと思います。 プログラムと小説 いつもは『マンガで分かるプログラミング用語辞典』を描いている、クロノス・クラウンの柳井です。松本清張賞の最終候補に残った私の小説が、文藝春秋から『裏切りのプログラム ハッカー探偵 鹿敷堂桂馬』として、8月27日に出版されました。 実はプログラムやその解説書などを書きながら、12年ほど小説の新人賞に投稿を続けていました。そして50作以上書き、試行錯誤していました。その間、プログラマーならではのアプローチで、新人賞の攻略に挑んでいました。 結局、賞を取れずにデビューとなりましたが、「プログラミン
PyData Tokyoは「Python+Dataを通じて、世界のPyDataエクスパートと繋がれるコミュニティーを作る」ことを目的として設立されました。その達成に向けた活動の一つとして、月1回のペースで勉強会を開催しています。勉強会はゲスト講師による講演+ディスカッションという構成です。2014年10月に開催された第1回勉強会「PyData Tokyo Meetup #1 - Deep Learning」では、非常に活発な議論が行われ、今後の発展が期待できる内容となりました。 本連載では、勉強会を含む活動を通じてPyData Tokyoが得た「Python+Data」の可能性やナレッジを、読者の方にお届けしていきます。機械学習や大規模データ解析など、幅広いテーマを取り扱っていく予定です。 データ解析に関心を持つ人たちのコミュニティ 「PyData Tokyo」の設立 こんにちは。PyDa
Chefを使っていると、Recipeのコード量が膨大になってしまったり、Recipeを使い回したりすることがあるかと思います。本稿では、そのような場合にコードの見通しを良くしたり、コードの再利用性を向上したりできる独自のResourceを定義する方法について、独自Resource導入前後のコードを紹介しつつ、解説したいと思います。 構成管理ツール「Chef」とは 有名なツールなのでご存じの方も多いかもしれませんが、ChefはChef社(旧Opscode社)が提供しているインフラ環境の構築や構成管理の自動化ツールです。Chefを使えばOS環境の設定やパッケージのインストール、ミドルウェアの設定など、インフラエンジニアが今まで人手で行ってきたような作業を自動化することができます。また、ChefはApache License,Version 2.0でOSSとして公開されているため、誰でも利用が可
Webやスマートデバイス、センサーなどあらゆるものから情報を収集出来るようになり、世の中には膨大なデータが溢れかえっています。また、ビッグデータやデータサイエンティストといったキーワードに注目が集まり、データ活用への期待が高まっています。しかし、単純に収集したデータはそのままでは見づらく、そこから意味を汲み取ることは困難です。そこで、データの見せ方や伝え方が重要になってきます。 D3.jsとは D3.jsは、Mike Bostock(mbostock)が作成したデータ可視化用途で人気のJavaScriptライブラリで、データをDOMと結びつけ、データ駆動によりグラフを作成することができます。ソースコードはGithubで公開されており、人気を表すStarの数がGithubに公開されているリポジトリ全体で6番目に多いことからも、注目の高さが伺えます(2013/10現在)。ライセンスは修正BSD
初めに 従来のYahoo!地図アプリは、社内ではラスタ形式地図アプリと呼んでおり、サーバ上で生成された地図タイル画像(ラスタデータ)を端末側で貼り合わせることで、地図を表示していました。 しかし、画像でやり取りを行うために、次のようなデメリットもありました。それは、通信の帯域を多く占有したり、地図の回転をする場合に地名などの文字も回転してしまい、読みづらくなったりする点です。 そこで、今回フルリニューアルしたAndroid版Yahoo!地図アプリでは、サーバからベクトルデータを受信して、端末側で地図を描画するベクトル形式地図アプリに移行しました。 ベクトル形式地図アプリに移行したAndroid版Yahoo!地図アプリは、従来版と比べ、以下のような点がメリットとして挙げられます。 通信の軽量化 回転拡大縮小のスムーズ化 3Dなど新しい地図表現の追加 ベクトル形式地図アプリ ラスタ形式のデータ
はじめに 第1回目の本稿は、Web APIの説明と、開発を行うための準備として、開発環境のインストールについて解説します。 対象読者 Androidアプリケーションの開発を始めたい方で、JavaとEclipseの基本的な知識がある方を対象とします。 Web APIとは 本連載であつかう「Web API」とはどういうものかを、まず始めに説明しましょう。 Web APIとは、ひとことで言えば、インターネット(Web)を経由して、何らかの処理を行うための、手段や決めごと(API)のことです。APIとは、Application Program Interfaceの略で、直訳すると、あるプログラムを、他のアプリケーションから利用するためのインターフェース、という意味になります。 一般的なプログラムでは、関数やサブルーチンと呼ばれるひとかたまりの処理を作成し、それをプログラム内のほかの場所から呼び出す
はじめに こんにちは、クラスメソッド株式会社でWebを担当している野中です。前回はWebサイトの高速化を行うにあたり知っておきたい「HTTPの仕組み」について紹介しました。 HTTPの仕組みについて何となく理解できたでしょうか? この連載で紹介していく高速化テクニックの解説を理解するために必要ですので、都合の良い時に読んでおいてください。 「いつ読むか? 今でしょ!」なんてね(笑) もう古いですね。 対象者 この記事では、特にWebデザイナーを対象としています。 フロントエンドエンジニアの方はWebデザイナーから受け取ったPSD(Adobe Photoshop Data)ファイルや、AI(Adobe Illustrator Data)ファイルから画像を書き出すこともあると思うので、その際の参考にしてください。 Webデザイナー フロントエンドエンジニア Webディレクター Web担当者 ビ
本連載では、このTech-Sketchから「コレは!」というテーマをピックアップし、加筆修正して皆様にお届けいたします。 リアルタイムWebとSocket.IO 栄えある連載第1回は、リアルタイムWebとSocket.IOについてお届けいたします。Tech-Sketchに掲載した元ネタはこちらです。 JavaScriptとDynamic HTMLによる「動的に表示内容が更新されるWebサイト」は、JavaScript内から非同期にサーバへ接続しデータを取得する技術、いわゆるAjaxが利用できるようになったことを皮切りに、爆発的に広がりました。Google Mapsなどがその代表例です。 このGoogle Mapsは、表示する場所や縮尺を変更するといった「利用者の操作」を契機として新しいデータをサーバへ取りに行く仕組みになっています。そのためサーバ側でデータが変更されたとしても、次にデータを
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