「干したから」 この本は2017年読書感想文コンクールの課題図書(小学校中学年の部)になっているものです。 この本は文の量としては少なく、写真集に近いものなのですぐに読めます。観察力とそこから何を感じられるかが問われる1冊です。 印象に残ったポイントを挙げておきます。 なぜ干すのか? 干したもの。 そう言われたら身の回りに干したものはけっこうある。 なぜわざわざ干しているのか? そんなことはあんまり考えたことはなかったけれど、そういう理由だったのだ。 自然の恵みをすべて食べきれないとき、保存が効くように水分を抜くのだ。そしてまた、水に戻したりして、美味しく食べることができる。 誰が思いついたのかな。 人の知恵はすごいなあと思う。 珍しい写真がいっぱい 干したものという切り口で、これだけ色々な写真を集めたということが面白い。 いろいろな国の写真もあるから、世界の文化の違いも感じられる。 読書