リニア中央新幹線をめぐり、静岡県がJR東海に公開を求めてきた環境影響評価の元の資料について、JRは公開に応じないと改めて回答しました。 県は国に対し、専門家会議で資料を公開するなどの対応をとるようJRへの指導を求める方向で検討しています。 リニア中央新幹線をめぐって、JR東海は、県内での工事が環境にどのような影響を及ぼすか環境影響評価をまとめていますが、静岡県は水資源への影響を懸念してトンネル工事を認めておらず、事態の打開にむけ、国が専門家会議を設置して協議を続けています。 こうした中、静岡県が10月2日、環境影響評価の元になった資料を公開するよう文書で求めたところ、JRは「資料は専門性が高く、不適切に使用すると大井川流域の皆様に不安を与えてしまう」としたうえで、公開は適当でないと回答しました。 これに対し、県が再考を求めていましたが、JRは20日、公開には応じない考えを県に改めて書面で伝