大掛かりなロケを行った大坂冬の陣 45話より 写真提供NHK『新選組!』(04年)でのトライを再検証した12月18日(日)に最終回を迎える大河ドラマ『真田丸』。BS放送の視聴率が異例の高さを記録するなど1年間盛り上がった。何が多くの視聴者を引きつけたのか、土、日、月の3回連続で制作統括(チーフプロデューサー)吉川邦夫さんに話を聞く。 ー『真田丸』、1年間、お疲れ様でした。 吉川「撮影は終わりましたが、ポストプロダクションがまだ残っていて、やっている最中なんですよ」(注:取材は11月中旬に行われた)。 ーポスプロとは、撮影のあと、編集や、音やCGなどをつける作業ですね。プロデューサーのお仕事は作品のあらゆる作業に関わるものなんですね。 吉川「ええ。僕は今回、主に、台本作りとポスプロを担当しました。あと、1回だけ4話の演出をしています」 ー演出のお話はぜひあとで伺いたいと思います。今回、吉川さ