「3DSの立体視機能を乳揺れのため以外に使わない!」とか頭が悪いな、と発売前までは思っていたのだけれど、これがゲームとしては結構よく出来ているから驚きである。 確かに乳揺れはこのゲームを象徴する大事な要素であり、ジャンル名に「爆乳」という、それこそ琥珀色の男の夢を背負った単語を冠するだけのことはあり、やはりジャンプすれば揺れる、派手なアクションを決めれば揺れる、忍法を使えば揺れる、何もなくてもとりあえず揺れるとおっぱいを揺らすことに情熱を注ぎすぎている部分があるのは否定出来ない。 実際俺もそういう「馬鹿さ加減」を全面に押し出しているスタッフに敬意を評して購入したのだから。 もっとも、同時にこうも思っていたのだ。 「乳揺れ以外は中身の無いバカゲーなのだろう」と。 ところが蓋を開けてみれば予想外に遊べるゲームだったし、バカゲーどころかシナリオは相当本気で面白かった。 あらすじとしては「忍者を目