現代美術+モネ、セザンヌ、マグリット。ポーラ美術館「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が奏でる多彩な和音神奈川・箱根町のポーラ美術館で、開館後初となる現代美術の展覧会「シンコペーション:世紀の巨匠たちと現代アート」が開幕した。本展では、カンディダ・ヘーファー、ヴォルフガング・ティルマンス、磯⾕博史、横溝静など国内外のアーティストと古典巨匠の作品の共演を見ることができる。 2002年の開館以来、初となる現代美術展がポーラ美術館で開幕した。 タイトルの「シンコペーション」(切分法)とは、リズムを意図的にずらし、楽曲に表情や緊張感をあたえる音楽の手法のこと。本展では、コレクションの絵画、彫刻、東洋陶磁といった多様なコレクションを現代美術作品と並置することで、このシンコペーションのような新鮮な表情がもたらされている。 まず、会場に足を踏み入れてすぐに気づくのは、壁の奥から聞こえてくる断