みずほ銀行は4日、先月28日に発生した大規模な現金自動預払機(ATM)の障害は、今年1月に導入した「デジタル口座」へのデータ移行作業が原因だったと明らかにした。1年以上取引がない預金口座を複数回に分けてデジタル口座に移す予定だったが、今回のトラブルを受けて延期を検討する。 みずほ銀は障害の原因について、これまで定期預金に絡むデータ移行作業とだけ説明していた。 みずほ銀は1月から新規の口座開設で紙の預金通帳を発行する際に1100円の手数料を取るとともに、インターネット上で出入金の記録を確認できるデジタル通帳を本格導入していた。