夏に活躍する携帯扇風機。しかし、やりがちな“使い方”には実は危険なものがあります。「落とすなどして強い衝撃が加わった」場合に、内蔵のバッテリーが爆発、首から下げた携帯扇風機が吹き飛び顔面にも向かうことが起こり得るとして、消防局や独立行政法人・製品評価技術基盤機構(NITE)が注意を呼びかけています。(朝日新聞デジタル企画報道部・朽木誠一郎) 6月13日、尼崎市消防局は、公式インスタグラムアカウントに「携帯型扇風機 大爆発」というタイトルの動画を投稿しました。 動画ではマネキンの首に下げた携帯型扇風機が「バーン」という激しい音を立てて爆発する様子を紹介しています。SNSには「全く知りませんでした」「本当に怖いですね」と驚きの声が集まっています。 市消防局を取材しました。この動画を投稿したのは「全国的に電気火災が増えてきている」ため。損傷したバッテリーや過充電による火災事例があるため、注意喚起