落雷時に家電製品が壊れるのを防ぐノア社(静岡)の「雷ガード」が部品の不具合で発火したことが分かり、消費者庁は15日、重大製品事故情報として発表した。 同社は2製品計152万個のリコール(無償交換)を実施する。 雷ガードは落雷時、過大な電流が送電線を伝わって家電製品を壊すのを防ぐ装置。余分な電流を吸収するため、プラグとコンセントとの間に挟んで使用する。 同庁によると、昨年8月、兵庫県内で雷ガードが発火するぼや火災が発生。このほか2001年以降、火花を出すなどの報告が11件、同社に寄せられていた。問い合わせは同社(0120・999・566、土日祝日を除く午前9時〜午後5時)。