スマートフォンの普及に伴いバッテリー消費の問題が注目されているが、それに関連して話題によく上がるのが「発熱」の問題だ。動画を長時間再生したり、ゲームを長時間プレイしたりなど、負荷の高い機能を使い続けると端末内部の温度が上昇しやすくなる。端末の温度が一定の値に達すると、過度の温度上昇による火傷を防ぐため、充電や特定の機能が停止する場合がある。さらに消費電力への影響も大きくなるので、発熱はユーザーの使い勝手に直結する問題だといえる。 モバイル端末向けのプロセッサー「Snapdragon」を開発しているQualcommは、自社のブログでSnapdragonの最新版「S4」は文字どおり「クール」だと説明している。Snapdragon S4では、複数のコアが非同期で動作するため、高いパフォーマンスと低消費電力を両立できる。 加えて、端末内部の発熱を抑える上でも優位性があるとしている。これを証明すべく