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ブックマーク / note.com/8_5_ (1)

  • 夜道で声を掛けられて振り向いたら血の気が引いた話|やーこ

    知人の敷地の草刈りの手伝いに行った。 辺りが暗くなったので、最後に草置き場へ多めに運び今日の作業を終わらせる事にした。 知人が草をまとめている間に先に運んでいると、犬の散歩中の女の子が街灯の下で自転車の男に執拗にナンパされていた。 明らかに困っていたので身内のフリをし「そこで父が待っているから早く一緒に来るように」という程で女の子に声をかけた。 しかし、私は背に草の溢れる籠、腕に大量の剥き出しの草を抱え、頭に笠を被っていた。 正面から見ると顔面と手足だけ毛剃りされた草タイプのムックのようであった。 ガチャピンの傍らに生肌のムックが佇んでいたら子供達も阿鼻叫喚する事だろう。 不穏に溢れる存在の訪れに、男どころか女の子までもが言葉を失い動きを止めていた。 私は再度女の子に「おいで」と声を掛けた。 しかし、声がしゃがれた為、沼にでも引きずり込みそうな雰囲気が出てしまった。 勿論女の子を自分の草の

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