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ブックマーク / somethingorange.jp (10)

  • 努力できない人生が変わる!行動科学の黄金律【セルフナッジ】7種のルール - Something Orange

    まさにぼくのような「努力しようとしてもまるで続かない」、「挑戦を投げ出すことにだけは自信がある」人間にはピッタリの一冊といえるでしょう。 いや、ほんと、三日坊主どころか一日で投げ出したりしますからね、わたくし。 もしテレビゲームのようにステータスが数字になって見えていたら、「根性」や「精神力」の項目がマイナスになっているかもしれません。 しかし、行動科学においては人がポジティヴな行動を続けられたり、あるいはネガティヴな行動をやめられなかったりすることは、単にその人の精神力だけで決まってくるのではなく、環境からの働きかけが関係しているものと考えます。 その上でなるべく良い行動を取りやすい環境を整えようとするのがナッジの質であり、セルフナッジとは自分で自分のまわりの環境を整備することを意味します。 あるいは、こう書いてもピンと来ないかもしれません。 ですが、人間の活動の成否がその周囲の環境や

  • 努力の神話はほんとうに死んだのか。 - Something Orange

    Webライターの海燕です。 マルハン東日のウェブサイト「ヲトナ基地」にて継続的に記事を発表しています。 このウェブサイトではアニメ、マンガ、小説映画などサブカルチャーを中心に、さまざまな情報を発信中。常時、文章を発表できるお仕事を募集しています! くわしくは以下のページをご参照ください。 https://somethingorange.jp/plofile/ 先日、この記事の著者である海燕のLINE公式アカウント「Webライター海燕のこのがオススメ!」を開設しました。 LINE公式アカウントとは、メッセンジャーアプリLINEを利用して情報を受け取ることができるサービスです。スマートフォンをご利用の場合は以下の追加ボタンから、また、パソコンで閲覧されている場合はやはり以下のQRコードから登録が可能です。 現在、新規登録者を募集中ですので、ぜひ、ご登録をお願いします。いまのところ、週に一

    努力の神話はほんとうに死んだのか。 - Something Orange
  • 男女最終戦争は核ミサイルよりも早く世界を破滅に追い込む。 - Something Orange

    電子書籍の時代では、深夜の0時から新刊を購入することができる。さっそく買って、読んでみた。 ストーリーはマンネリだが、シャープな文体はあいかわらずの切れ味。ぼくやあなたが生きているのと同じ時代の池袋、その汚れた街を舞台としたストリート探偵・真島マコトの冒険を存分に楽しむことができる。 収録された四つの中短編のなかでも最も面白く興味深いのは最後の「男女最終戦争」だ。 例によって他の作品の倍の長さがある中編で、テーマはいまもネットを中心に繰り広げられる「男と女の戦い」。たがいにあいてを卑劣な悪とみなした一群の男女が繰り広げるむなしくも壮大な「最終戦争」である。 物語のなかではフェミニズムを笑い倒すお笑い芸人のファンのなかから、フェミニストをねらって硫酸をかけるアシッドアタックを実行する男があらわれ、マコトがその特定に挑んでゆく。 きわめてむずかしいテーマだと思うのだが、男性にも女性にもとくべつ

  • オタク文化の「気持ち悪さ」って何だ? - Something Orange

    【プロフィール】 【文】 【プロフィール】 プロライターの海燕です。書評映画評などを掲載しています。 現在、マルハン東日さまのウェブサイト「ヲトナ基地」で定期的に記事を掲載中。 お仕事の依頼、個人的な連絡などは以下のページからどうぞ。 それでは、記事をお読みください。 【文】 しばらくまえの話になるが、「最近のラノベ界隈が気持ち悪い」と題する匿名ダイアリーの記事が話題になった。 タイトルでは「ラノベ(ライトノベル)」と書かれているが、じっさいに読んでみると、いわゆる「なろう小説」の話であることがわかる。 異世界に転生して冒険したりハーレムを作ったり、あるいは「聖女」になったり「悪役令嬢」になったりする話のことだ。この匿名記事の書き手(いわゆる「増田」)はそういった作品が気持ち悪くてしかたない、というのである。 異世界迷宮でハーレムを(1) (角川コミックス・エース) 作者:氷樹 一

    オタク文化の「気持ち悪さ」って何だ? - Something Orange
  • 有名税は重税すぎる。 - Something Orange

    ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を

    有名税は重税すぎる。 - Something Orange
  • なぜオタクはアニメの美少女に涙しても現実の女性には冷淡だったりするのか。 - Something Orange

    なぜ、わたしたちは人を差別するのでしょうか? ネットの俗語に「かわいそうランキング」という言葉があります。 元々は「白饅頭」こと御田寺圭さんがネットで提唱した言葉で、かれの著書『矛盾社会序説』でもその概念が説明されています。 矛盾社会序説 作者:御田寺圭 イースト・プレス Amazon つまり、この社会における弱者にはわりあいに「かわいそう」と感じられる人とそうでない人がいて、人はつい「かわいそう」と感じられる人(かわいそうランキングの高い人)にだけ同情してしまうという話です。 それはこの社会に「共感困難な弱者」がいるという話へつながり、そこからいわゆる「弱者男性論」が展開していきます。 世の中には色々な弱者がいるが、「かわいそうランキング」が上の弱者たちは援助や救済を受けることができる。その意味で「かわいそうランキング」が下の弱者男性たちこそがほんとうの弱者だというわけです。 御田寺さん

    なぜオタクはアニメの美少女に涙しても現実の女性には冷淡だったりするのか。 - Something Orange
  • 「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange

    「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう

    「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange
  • 将棋漫画は現実に負けたのか? 「現実がフィクションに勝った」というフィクション。 - Something Orange

    羽海野チカさんによる傑作将棋マンガ『3月のライオン』のひさしぶりの最新巻にあたる第17巻を読み終えた。 3月のライオン 17 (ヤングアニマルコミックス) 作者:羽海野チカ 白泉社 Amazon まあ、もともと『ヤングアニマル』の連載ですべて読んではいたのだけれど、一気に読むとことのほか面白い。あらためて素晴らしい作品であると感じる。 物語も終盤を迎えているとのことで、あと何年かかろうと最後まで賭け抜けてほしいと願うばかりである。 てんてえ、お疲れでしょうが、お願いします。 さて、ここまでは『3月のライオン』についての感想なのだが、余談として長々と余計なことを書いておく。 将棋ライトノベルの佳作『りゅうおうのおしごと!』の作者である白鳥士郎氏が「持ちネタ」として最近ひんぱんに述べている「フィクションが現実に負けた」といった発言のことである。 りゅうおうのおしごと!18 (GA文庫) 作者:

    将棋漫画は現実に負けたのか? 「現実がフィクションに勝った」というフィクション。 - Something Orange
    gurutakezawa
    gurutakezawa 2023/08/30
    遅くとも19世紀には"事実は小説よりも奇なり"って言われてたわけで、今更(ry
  • なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange

    「上の世代のオタク差別意識が異常に感じる」という匿名記事が以前、話題になった。 上の世代と言っても私も今年30歳になったばかりなんだけど、はてなとかツイッター見てると40~60代と思しき人のオタク差別意識見るとビックリする。 オタクを人間扱いしてなかったり、どういう罵倒をしてもいいと思ってたり、最近はオタクが統一協会と関わりがあると言い出したり・・・・・正気になって、オタクってただの趣味だよ?世の中のオタクはただ同じ趣味なだけの他人だよ? https://anond.hatelabo.jp/20211003125552 ぼくは「差別される側」であるわけだが、この気持ちはよくわかる。 かつて、「オタク差別」は「あたりまえ」の感情だった。 オタクとは異常者であり、犯罪者予備軍である。そのような「異常」な偏見に満ちた意見が、ごくふつうに語られていたのだ。 ぼくはその時代をじっさいに生きて来たから

    なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange
  • なぜ天才がトンデモを信じるのか。 - Something Orange

    誰だってちょっと落ちこぼれ スヌーピーたちに学ぶ知恵 作者:河合隼雄 講談社 Amazon このはタイトルからわかるように、スヌーピーの登場する漫画『ピーナッツ』を通じて人生の知恵を学ぼう、という趣旨です。 『ピーナッツ』は実に奥深い漫画で、そこで見られる悩みの深さはちょっとアメリカ人が書いているとは信じがたいくらい(偏見)。 アポロ10号が建造されたとき、司令船と月面着陸船が「チャーリー・ブラウン」および「スヌーピー」と名づけられたことをご存知の方も多いでしょう。アメリカ人にとってはそれくらいメジャーな作品なのです。 さて、この作品にはライナスという有名な少年が登場します。非常に頭がいい少年で、たぶん『ピーナッツ』の全登場人物中、いちばん聡明かもしれない。聖書をすらすらと暗唱したり、哲学的な警句を吐いたりと、その非凡な知性は行動にあらわれます。 ところが、その反面、幼い頃からもっている

    なぜ天才がトンデモを信じるのか。 - Something Orange
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