理由って結局は後付けの言語化でしょ? まず最初に感覚的なふわっとした「好き」か「嫌い」があって、そこから必要に応じて理由を考えるわけじゃん。 俺は「好きに理由は無い/嫌いな理由はある」派だけど、なんでそうなるかっえいうと言語化の必要性ってところが大きい。 だって好きの理由をわざわざ分析して言語化する必要なんてなくない? 逆に嫌いな理由はちゃんと考えて言語化する。 俺が嫌いなものを好きな人もいるだろうから、そこを頭ごなしに否定したくないから。マナーみたいなもんだね。
だいぶ前に、ふとした拍子に「好きな作品なら理由が言えるはずだ」と言ったら、「逆でしょ。嫌いなものには理由があるけど好きなものには理由がない」と返されて考え方の違いに驚いたことがある。 その時はそれも筋が通っていると感じたからそれ以上は踏み込まなかったが、思い返すにまだ腑に落ちないものがある。 それは、結局突き詰めて考えると、自分が「好きなものには理由がある」と言う場合、加点法を念頭に置いているからだ。 加点法と減点法 一般的に加点法と減点法ということを言うとき、加点法の方が分別があるとか生産的だとか言う。 そして加点法で言うならば、「好きな理由」を上げていくことが評価のスタンダードでなければいけない。 となれば、逆に「嫌いなことに理由がある」という考え方は、減点法であり、非生産的な考え方であると言えるはずだ。 しかし一方で、「好きなものはなんとなく好きで、特に嫌いな理由があるときだけ嫌い」
映画好きの女子大生を主人公にした、安田剛助先生の『私と彼女のお泊り映画』という漫画があります。僕の大好きな作品です。 この漫画の最新話の一部が2ちゃんねるに抜粋掲載されて、そのスレッドがまとめブログにまとめられたことでちょっとした話題になりました。 映画通の男「邦画はクソ。黒澤映画だけは認める」 女さん「はぁー(クソデカイため息) 論破してやるわ」 【映画】なんだよこの漫画www【注意】 : 2chコピペ保存道場 よくいる「ちょっとオタク入ってるめんどくさい大学生」がここまで見事に再現されるとはwwwww : 無題のドキュメント この男子大学生が登場する回は実は僕もあまり好きではなくて、というのも、彼のキャラクターが如何にもな“ステレオタイプの自称映画通”すぎるからです。 主人公・小春の最後のセリフ「あなたが好きなのは『映画』じゃなくって『映画が好きな自分』じゃない??」を言わせるためにで
d:id:kazenotori:20160929 こちらの記事を読んで思ったことを書きます。 なのでこの記事を読む前に先の記事を読んでください。 「主人公が努力しないことがラノベの売れる秘訣だ(意訳)」と言うのは散々指摘されている通り事実ではないと思います。 そもそも「ラノベの主人公」で括って一概に語れる訳がない。それが一般的な傾向に言及しているとしても。 色々な主人公が居て、それぞれ色々な特性を持っています。それは作品を素直に読めば理解できるところであると思います。 ではなぜそのように思うに至ったのか、川上氏がそのような偏見を持ち発言するに至ったその影響の大元となるものはなんだったのか、自分なりに考えました。 主人公が(何かと比べて)簡素な努力の描写で強さを手に入れたり、最初から強さを持っていたりするパターンの作品は確かにあります。それは本当にラノベに限った話ではないですし、欠点ではなく
今日もネット上では各種娯楽作品に対してあーでもないこーでもないと意見が飛び交っている 私もそんな人たちの一人なんだが一つだけついていけない話題がある それは「~力」というもの 演奏力、画力、演技力etc.と枚挙に暇がないが私はこの見極めがてんだダメだ あるバンドを聴いてそれが演奏力があるのかないのかまるで分からない 音楽関連の掲示板でよく言われてるのがバンプは演奏力が低い、スピッツは高いというもの どっちが上手いとか下手とか感じたことはないし、もちろんこれが本当なのか嘘なのか私には判断できない そんで次は画力について 写実的で細かい部分まで書き込んでる人が上手いっていうのは感覚で分かる 井上雄彦とか三浦建太郎とか大暮維人とか だけどデフォルメ系になるとまるで判断がつかない 尾田栄一郎とかあずまきよひこのどこがらへんがそんなに画力があるのか分からない (魅力的な絵だとは思う) そして演技力
映画を見るときはまずネットの批評を調べる。 オススメの漫画をまとめなどで調べる。 アニメの放映後はすぐに感想まとめを見る。 商品を買う時はレビューをたくさん調べる。 食事は評判のいい店をネットで調べる。 時事ネタもネットの反応を見てスタンスを決める。 世間の評判を知ることは悪ではないと思う。自分とは違う視点で物事を見ることができるから。 ただ、それって、その評判を知る前に「自分で考えてみる」というプロセスがあるからこそなのでは。 まず最初にバイアスをかけてから考え始めるのは良くないのではないか? と昨日寝る前にぼんやり考えてた。 ただ、自分でいろいろ考えるのっていわゆる「コスパ」が悪いのよなあ。
http://blog.livedoor.jp/goldennews/archives/51259975.html たまに定期的にこういった話題が出るんだけど、そのたびに三木道三ファンとしてはいたたまれない気持ちになる。 そもそも「一発屋をからかう」とはどういうことだろう? 読者も三木道三がどういった人物か詳しくは知らない人も多いと思うので、先ずはWikipediaのリンクを張っておきたい。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E6%9C%A8%E9%81%93%E4%B8%89 1990年代初頭というとまだバブルの余韻をひきずってトゥナイトとかでお立ち台ギャルがTVに出てた頃。 クラブというと六本木の高級クラブが世間一般常識の頃に、アンテナの高い若者に支持されていたクラブミュージックがレゲエ、ヒップホップ、グランジだった。 (もちろん他にもロカビ
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