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ブックマーク / hs-exp.jp (6)

  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #6: ハースストーンでも重大な違反行為となるハラスメント | Hearthstone Express

    ハースストーンの大会で発生した今回の人種差別問題は、様々なゲーム・メディアで大きな話題となりました。 その特集を組んだPolygonは、ハースストーンを開発したブリザード社にも意見を求めました。 それに対してブリザード社は、最高経営責任者であるMike Morhaime氏自らが声明することで応じました。 Polygonに掲載されたMike Morhaime氏の声明文を、日語に訳して以下に無断で転載させていただきます。 先週末に開催された「DreamHack Austin」のイベントにおいて、配信の視聴者が憎しみに満ちた攻撃的な言葉を発信したことについて、極めて失望しています。 私たちは企業価値として「公明正大」や「フェアプレー」などを掲げています。 その私たちのゲーム・コミュニティで、人種差別、性差別、ハラスメントなどの行為を受け入れる余地は全くないと考えています。 このようなライブ・イ

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #6: ハースストーンでも重大な違反行為となるハラスメント | Hearthstone Express
  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #5: e-Sportsにおけるハラスメントの対策は | Hearthstone Express

    ハラスメントも含めた各種脅威の対策は、発生後に対応が発動される有事対策と、発生を抑止するよう働きかける未然対策に大きく分別されます。 先日の「DreamHack Austin」は、「十分な数の配信管理者が用意されていた」にもかかわらず、人種差別のハラスメントの噴出に対応できませんでした。 この事件を鑑みても、現状のe-Sportsにおけるハラスメントの有事対策には限界があると感じざるを得ません。 やはり、未然対策が圧倒的に不足しているのだと思われます。 e-Sportsに参加する全ての人にハラスメントを発しないよう働きかけて、気軽にハラスメントが行われてしまう今の環境を少しでも改正していく必要があります。 主な未然対策は、TerrenceM選手も示唆していた、コミュニティ内を占める「ハラスメント反対派」の割合を増やすことです。 ハラスメントの害悪を広く認識させて、それが否定されることが当た

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #5: e-Sportsにおけるハラスメントの対策は | Hearthstone Express
  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #4: e-Sports特有のハラスメント | Hearthstone Express

    一般的なスポーツのハラスメントと、e-Sportsのハラスメントとの大きな違いは、体現する手段です。 一般的なスポーツでは実際の言動が、e-Sportsではネットを介した文章が、主にハラスメントの手段として用いられます。 ハラスメントの発生を抑止する手段も、大きく異なることになります。 そして、e-Sports側のハラスメントを抑止する分野は、現状では未成熟であると捉えられています。 その未成熟な抑止力の状況下で、普段からハラスメントの脅威にさらされているのが、e-Sportsのプロ選手たちです。 彼らが利用する配信サービスやSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)には、一般人が発する無数のハラスメントがはびこっているのです。 彼らにとって、これらのサービスを通じてファンを惹きつける行為は、人気やイベントの招待を獲得するための重要な活動です。 よって、たとえ毎日にでもハラスメントを受け

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #4: e-Sports特有のハラスメント | Hearthstone Express
  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #3: ハラスメントがスポーツの理念に反する理由 | Hearthstone Express

    スポーツでハラスメントが厳しく罰せられるのは、なぜでしょうか。 その理由を理解するには、スポーツの基理念をよく把握せねばなりません。 スポーツの基理念は、「心身の健全な発達」と「社会文化の発展」を主題として掲げています。 「心身の健全な発達」のうち、「心の発達」の方は、「他者を尊重して協同する精神を育むこと」が趣旨の一つとなっています。 「社会文化の発展」は、あらゆる人種を平等に迎え、あらゆる人種と交流して相互理解や一体感を深め、最終的には国際平和に貢献することを目標の一つとしています。 ハラスメントは、これらを真っ向から否定する行為です。 不当な理由によって他者を貶めて排他する行為がハラスメントです。 相手が社会的弱者であることや、特定の人種・性別・宗教だけに注視して負の感情を示し、不平等に扱う行為が、差別と呼ばれるハラスメントです。 日海外に比べてハラスメントの罪の意識が低いと

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #3: ハラスメントがスポーツの理念に反する理由 | Hearthstone Express
  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #2: 女性プレイヤーに対するセクハラ(セクシャル・ハラスメント) | Hearthstone Express

    「DreamHack Austin」の人種差別問題が起こる3か月前には、高い人気を誇る女性プレイヤーのHafu選手の発言が話題となっていました。 メディア・サイトのFusionの特集で登場し、「e-Sportsの女王が語るハラスメント」と題された動画に出演したのです。 ここでHafu選手は、これまでに信じられないほどの量と酷さの、言葉によるセクシャル(性的)・ハラスメントを受け続けてきたことを打ち明けています。 中でも強烈な印象を与えたエピソードは、プロ選手として活動するゲーム・タイトルをハースストーンに変更した理由です。 Hafu選手は、以前はBlizzConの大会で3位にも輝いた、World of Warcraftの強豪選手でした。 メディアへの露出と共に人気も高まりましたが、それに比例して彼女に対する中傷や脅迫も過激化したようです。 数少ない女性選手であったため、言葉の嫌がらせのほと

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #2: 女性プレイヤーに対するセクハラ(セクシャル・ハラスメント) | Hearthstone Express
  • 連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #1: 「DreamHack Austin」人種差別問題 | Hearthstone Express

    2016年5月中旬の10日間に、ハースストーンを取り扱う情報サイトで「racism(レイシズム)」「racist(レイシスト)」の単語が飛び交いました。 いずれも人種差別に関する意味を持つ単語です。 人種差別は、ゲームやスポーツの場に限らない、重大なハラスメント(嫌がらせ)であると世界的に認知されている問題行為です。 今回は、6回にわたる連載を設けて、e-Sportsにおけるハラスメントについて詳しく掲載します。 名誉ある大会の「DreamHack Austin 2016」のハースストーン部門は、不名誉にも負の歴史として語り継がれることになりそうです。 大会の内容自体は見応えある素晴らしいコンテンツであったにもかかわらず、コミュニティを騒がす事件が発生していたからです。 事件の被害者となったのは、この大会に出場したアフリカアメリカ人であるTerrence “TerrenceM” Mill

    連載「e-Sportsの人種差別とハラスメント」 #1: 「DreamHack Austin」人種差別問題 | Hearthstone Express
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