ぼくは、色々なコーヒー豆を混ぜたブレンドコーヒーよりも、一つの国、農園で取れた豆だけを使うシングルのコーヒーの方が好きだった。 ・ブラジル産のコーヒー ・グァテマラ産の… ・コロンビア産の… ・マンダリン産の…、等で有る。 と言うのも、シングルのコーヒーを飲み、その国の特色に気づき、感じるというのは、コーヒー好きの嗜好として、堪らないものがあるからである。 あと、国名を見た時、聞いた時に、その国のコーヒー豆の特色を思い起こし、答えられるのはシンプルにかっこ良い。 シングルを飲み続けるという事は、舌を肥やす事にもつながる。 だからぼくは、シングルコーヒーを飲み続けてきた。おかげさまで、大半のコーヒー豆の特色は答える事ができる。 しかし、 あるマスターの話を聞いてから、ブレンドコーヒーの豆もよく飲むようになった。 ↓続く 「あるマスターに聞いた話。 ブレンドコーヒーと言うのは、 そのお店のマス