アメリカで外食をすると、ひと皿に山盛りの料理が運ばれてきます。とても食べきれないので、私はいつもボックスをもらって持ち帰り、翌日のお弁当にしています。同じように持ち帰るアメリカ人もいますが、そのまま捨てられてしまう料理はかなりの量にのぼります。アメリカで1年間に廃棄される食べ物の量は6550万トン(2010年、米農務省推計)で、実に日本の10倍以上。すべて「食品ロス」です。さすがに、この膨大なむだを何とかしなければならないという機運が高まり、解決に向けた取り組みが始まっています。(ロサンゼルス支局長 飯田香織) 西海岸のサンフランシスコ、シリコンバレーに集積するテック企業。優秀な社員をつなぎ止めるために多くの企業は、社員食堂に豪華なランチを取りそろえ無料で提供しています。 その一方で、街では「食べ物をください」と書いた紙を持ったホームレスの人を日常的に見かけます。 食べ物があふれる場所と、
京都市伏見区の醍醐寺(だいごじ)で、水晶に入った木造の阿弥陀仏(あみだぶつ)がみつかった。鎌倉時代初め(12世紀末ごろ)の作品とみられる。専門家によれば、水晶に入った仏像は珍しく、著名な仏師、快慶(かいけい)の工房でつくられた可能性もあるという。12月10日まで醍醐寺霊宝館で公開されている。 阿弥陀仏には金箔(きんぱく)が施され、高さが約5・5センチ。ハスのつぼみの形をした高さ約10センチの水晶の中に、下からはめ込まれて固定された。仏像は水晶で光が屈折して小さく見えるのを計算し、ややずんぐりした姿につくられた。頭部は群青色で彩色され、水晶は花びらの彫刻が施された木の台座の上に置かれている。 2002年、寺の境内で木箱に入った状態でみつかった。調査した副島弘道(そえじまひろみち)・大正大学名誉教授(日本彫刻史)は、仏像の衣の表現などが快慶作の阿弥陀仏と似ていると指摘。「制作当初から水晶の中に
アメリカの名門大学、ハーバード大学がアジア系の学生の入学の基準を厳しくしているのは差別だと学生らが訴えた裁判の審理が、アメリカ・ボストンの裁判所で始まりました。 現地メディアによりますと、この中で団体側は、アジア系アメリカ人の学生は、ほかの人種の学生より高い点数をとり、入試の評価項目である学業以外の活動も行っているのに合否において不当に差別されていると訴えているということです。 ハーバード大学によりますと、ことしの入学者のうち、アジア系はおよそ23%だということですが、団体側は、本来であれば、アジア系の学生の占める割合はさらに高くなると主張しています。 これに対し、ハーバード大学のバコー学長は、「大学には多様性をもたらそうとしており、人種は考慮する事項のひとつにすぎない」とする声明を出しています。 アメリカでは、長年、黒人などの少数派を優遇することで、人種間の平等を目指す政策がとられてきま
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