8月23日13時51分(日本時間8月24日2時51分)、首都ワシントンを含むアメリカ・東海岸一帯で、マグニチュード5.8の地震が発生しました。 アメリカ地質調査所によると、震源はバージニア州で、ワシントンから約140キロメートル南西の位置にあったとのこと。バージニア州をこれだけの規模の地震が襲ったのは1897年以来、実に114年ぶり。この本震の後、マグニチュード2.8の余震がありました。図では最大マグニチュードが5.9と表示されていますが、多くの現地メディアはマグニチュード5.8と報じています。 この地震のために、バージニア州にあるノースアンナ原子力発電所の原子炉2基が自動停止。地震で停電してしまったものの、緊急用の電源で原子炉の冷却を継続できたそうです。原子力規制委員会によると、東海岸一帯にある7カ所の原発で、4段階ある原発の非常事態のレベルとしては最も軽い「非日常的事態」が宣言されまし