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学問に関するguutarouのブックマーク (106)

  • 強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊

    この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。 あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。 ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。 こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。 原典や文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。 歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに当の「教養」は存在しない。 難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。 そこで当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。 これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした物の力を分けてくれるもの

    強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊
  • 戦前日本の植民地支配について考えるためのブックガイド - tukinoha’s blog

    僕の師匠が言っていたことですが、欧米のポストコロニアル理論についてのは積極的に邦訳されて実際に読まれているけれど、韓国の学者がポストコロニアル理論を用いて書いたはなかなか邦訳されない。なぜかと言えば、スピヴァクやサイードが攻撃しているのはあくまでもアメリカやイギリスやイスラエルであるのに対し、韓国の学者が攻撃するのは日であるため、読者が不快に感じることを心配した出版社が邦訳を出したがらないからだ、と。結果として日の読者が読むのは、在日朝鮮人が日語で書いたばかりになってしまう。 こういう話を聞くと、何のために学問をするのだろう、と考えされられてしまいますね。エドワード・サイードは「知識人」の要件として「アウトサイダーであること」を挙げていますが、アメリカ社会と軋轢を抱えながら、アメリカを批判し続けたサイードから学ぶところは多いように思われます。月並みですが、自分たちの属する社会を

    戦前日本の植民地支配について考えるためのブックガイド - tukinoha’s blog
  • 彼らの唯一の義務は週一回の夕食会での雑談である/ザ・ソサエティ・オブ・フェローズ

    ソサエティはシニア・フェロー(senior fellows)とジュニア・フェロー(junior fellows)より構成されている。 シニア・フェローは、ハーバード大学法人より選任された教授と理事と学長と学部長の9人よりなり、その会の運営とジュニア・フェローの選考の責任を負っている。 ジュニア・フェローは、知識と思想に将来大きく貢献する前途有望な研究者として、教授その他の有識者より推薦され、シニア・フェローによって選抜された20才~30才までの若者である。 毎年、約6名が選ばれる。その採用任期は3年で、一回の更新が可能である。 こうして選ばれたジュニア・フェローが常時ソサエティには約24名いる。 彼らは事と部屋を無料で提供され、研究に必要な費用は授与される。 また、彼らはハーバード内のあらゆる社会的な資源(すべての課程、演習、実験室など)を無料で利用できる。 さらに、関心があり重要と思う

    彼らの唯一の義務は週一回の夕食会での雑談である/ザ・ソサエティ・オブ・フェローズ
  • あなたを次のレベルに押し上げる「集中的訓練」の方法

    ただ「できる」だけではない、多くの有能な人と最高レベルで競い合うことのできるスキルを磨くにはどうすればいいのでしょう? 一人の「天才」的な才能を生み出すのに必要な時間は、マルコム・グラッドウェルが Outliers で紹介したように、10000 時間と言われています。 しかしこれは必要条件であって、十分条件であるとは限りません。普通にチェスを 10000 時間実践していれば、たいていの選手よりは強くなれます。しかしあとになればなるほど時間あたりに得られる経験値は少なくなりますし、強くなればなるほど自分のレベルを高めてくれる相手を探すのが難しくなるので、グランドマスターになりたいのなら、さらに絞り込んだ訓練が必要になります。 ゲームでたとえるなら、「スライムばかり倒していてもレベルは上がらない」と言い換えられるでしょうか。 ただ秀でているというところから、当に「天才」というレベルにまで人を

    あなたを次のレベルに押し上げる「集中的訓練」の方法
  • (第23回)大学生活でまず最初に学ぶべき学問は何か(1) | 就活サクセス連載 | 投資・経済・ビジネスの東洋経済オンライン

    2010年に卒業する大学生の就職内定率は、昨年に比べ随分悪化しているようだ。 コラムを書き始めた2年ほど前に比べ、就職状況を取り巻く環境は厳しいものとなったが、いつの時代も人生質は変わらない。 大学とは、己を磨く場であり、己をしっかり磨くことができれば、自ずと望みの人生を歩むことができるはずだ。今回からは、コラムの原点となるテーマ、「学生時代の学び方」に立ち返り、学生生活において、いかに己を磨き、鍛えていくかを考察していきたい。 ●大学生活でまず最初に学ぶべきは、哲学・クリティカルシンキング 学生時代に最初に学ぶべき学問は何かと尋ねられたら、学部・学科を問わず、「哲学・クリティカルシンキング」と答える。 哲学と聞いて、高校時代のイデアやロゴスという言葉を思い浮かべるかもしれない。しかし、私がここで述べる哲学とは、「哲学の歴史」ではなく、問いを立て、論理的に考え、真理に近づく

    guutarou
    guutarou 2010/01/16
    1.これまでのやり方、考え方、前提条件に批判的な目を向け、
  • サルでも分かる人文科学/社会科学/自然科学の見分け方(分割図つき)

    このエントリーは、経済学を人文科学のひとつにしている人(バカ)がいる、という「驚き」から書かれた。 少し弁護しておくと、人間、自分と近い立場については細かく分けて見るが、自分から遠くなるほど「いっしょくた」に見えるものである。 たとえば理系の人にとっては「文系」はすべからく同じに見えるのかもしれない(逆に文系からは「理系」はすべからく同じに見えるのかもしれない)。 まあ、しかし最初から、そう決めつけるのはあまりに失礼だ。 事実、個人的に意見を交わすことのある「理系の人」は、人文科学や社会科学についても実に多くの知識と見識を持ち合わせている。 では「経済学を人文科学のひとつ」として扱う人間が、特別に知識に欠けアタマが悪く、新聞の論説記事はもとより4コママンガのオチもわからないというのだろうか(論説記事の方はしばしばオチがないけれど)? とりあえず分割図を描いてみた。 (1)理系/文系の区分…

    サルでも分かる人文科学/社会科学/自然科学の見分け方(分割図つき)