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2012年6月13日のブックマーク (3件)

  • 社会の真実の見つけ方 :投資十八番 

    社会の真実の見つけかた 9.11以後のアメリカではメディアが人々の恐怖心を煽り、国全体が一つの方向に向かって流れていった。メディアをうのみにしている間に法律が変えられ、テロ後6週間後に議会を通過した「愛国者法」はアメリカという国のあり方を根っこから大きく変えてしまった。 著者はベストセラー「ルポ 貧困大国アメリカ」で日人の米国観を根底から揺さぶった堤未果氏。書もアメリカでの取材エピソードを中心として話が進められていき、メディアの実態と限界を明らかにしたうえで「情報を読み解く力」を身に付けることの大切さや行動する重要性を説きます。 「情報を読み解く力(メディアリテラシー)」の重要性を説く論調は昔からあるので、その意味では今日的なトピックではありませんが、インターネットによって情報が氾濫するようになったのは最近のことです。そういう前提をもとにメディアリテラシーが語られなければ意味がないこ

  • 貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業

    バナジー=デュフロ『貧乏人の経済学』はとてもおもしろいだ。ネットにはすでにすぐれた書評がいくつも出ているし、例によって訳者解説が充実しているので、ここでは個人的に目を引いた箇所を紹介させていただく。 「第9章 起業家たちは気乗り薄」で、著者たちはこう言う。マイクロファイナンスは途上国の貧乏人の生活向上にまちがいなく役立つものだけれど、それを主唱する人々が喧伝するほどには劇的な成果をあげるものではない。マイクロファイナンスは決して貧困撲滅のための「銀の銃弾」ではないという(だからダメだ、と言っているわけではないことに注意)。 それはなぜか、という謎解き自体もおもしろいのだけれど、ちょっと割愛する。結論部分からポイントのみ引用するので、詳細はぜひ文にあたっていただきたい。 貧乏人の事業はしばしば、特定の起業衝動の反映というよりは、もっと通常の雇用機会がないときに、仕事を買うための手段でしか

    貧乏人に足りないもの―『貧乏人の経済学』 - 事務屋稼業
  • 微分ってなあに?(表紙)

    高校で微分を勉強したものの、「なんだかわからないけどただ計算方法だけ覚えた」という困ったレベルに留まっている人は(残念ながら)多いようです。 まずは「微分って何なのか」を図形で理解して欲しいと思います。そこで動く図形で、微分の雰囲気を知って欲しいと思います。 そのための教材の一つとして、授業などで使うべく作成しました。 その1から順に読んで、動かしていってください。 このプログラムを動かすのに必要なファイル全ては、LHAで圧縮したファイルにまとめてあります。 androidの方は、このapkファイルをダウンロードしてくれてもいいです。 プログラムについて御質問、御要望、バグ報告などございましたら、前野[いろもの物理学者]昌弘へメールくださるか、または、twitterにてirobutsuまでメンションしてください。