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ブックマーク / tower.jp (5)

  • 鬼 『湊』 - TOWER RECORDS ONLINE

    哀愁を帯びたディープな現実を淡々と剥き出しの言葉に変えてきたリリシストが、新たな一歩を踏み出した。路地裏の湊には、鬼の信念と優しさが溢れている! 震災にも見舞われた福島県いわき市の出身で、現在は東京を拠点に活動するMC、鬼。彼がファースト・アルバム『獄窓』から約1年半ほどにして、10曲入りながらもミニ・アルバム扱いだという新作『湊』を発表した。行き場のない生活と捨て鉢な開き直りがないまぜとなった前作は、聴く者にとっても現実が重たく横たわる作品だった。しかし、『湊』にそのような姿はない。〈過去のことなど問題ねぇ/走りぬくことだ止まらないで〉(“自由への疾走”)と歌う鬼には、吹っ切れた様子も覗く。「物事がシンプルに見えるようになりましたよね。自分のやりたいこと、やってきたこと、できることもそうだし」と彼がいま話せるようになったのも、子供の誕生という大きな節目を迎えたことが大きかった。彼はそれを

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  • 読む宇多丸 - TOWER RECORDS ONLINE

    連載 NEW OPUSコラム 公開 2010/03/20 16:30 更新 2010/03/26 22:17 ソース bounce 319号 (2010年3月25日発行) テキスト 文/出嶌孝次 音楽界きっての論客にして映画博徒……マイクの刺客がまたやってきた!! 写真:わだりか 休止期間をものともしない結果を出したRHYMESTERの『マニフェスト』ですが、その期間がむしろ絶好の〈タメ〉として醸成されたのは、BUBKA誌の連載「マブ論」やTBSラジオの番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」など、新たな層の支持を地固めした宇多丸の活動ぶりからもあきらかでしょう。今回はちょうどいいタイミングで登場した書籍2冊を紹介します。ちなみにどっちもトイレで読んだりしたら出られなくなるので注意が必要ですよ……。 まず、〈増補新装版〉で再登場した「ブラスト公論 誰もが豪邸に住みたがってるわ

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  • 環ROY 『BREAK BOY』 - TOWER RECORDS ONLINE

    それで自由になったのかい? カテゴライズから逃れた誇りとカテゴリーへの執着をごちゃ混ぜにしてぶちまける、このうえなく直球のラップ・アルバムが登場したぞ! クロスオーヴァーする存在感 独自のタイム感でしなやかに飛び跳ねるライミング。あらゆるビートを乗りこなし、どんな現場にも飛び込んでいく活動スタイル。このたびセカンド・アルバム『BREAK BOY』を発表した環ROYは、そんな自在のスキル&フットワークを個性にしてさまざまな境界線を飛び越えるクロスオーヴァーな活躍を見せてきたラッパーだ。しかしそのキャリアを紐解くと、2006年の初作『少年モンスター』は、日語ラップに際限ない愛情を注ぎ続けるDa.Me.Recordsからのリリースだったりする。つまり、彼も出発点においては生粋のヒップホップ・プロパーだった。 「ヒップホップには15歳からどっぷり浸かってましたね。20歳でラップを始めたんですけど

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  • INTERVIEW 『マニフェスト』 - 特集 - TOWER RECORDS ONLINE

    ポップ・ミュージックとしても機能するストレート・ヒップホップ ――今回のアルバム制作にあたって課していたハードルみたいなのはある? MUMMY-D(以下:D)「これからはもっと攻めていかないとダメだよな、みたいな話はしてたね。攻めの姿勢でいないと生き残っていけないだろうって。それから、ストレートなものを作ろうとも言ってた。それはわかりやすいって意味でもあるし、スタンス的に斜に構えていないもの……ストレート・ヒップホップってことでもあるかな。とにかく、思ってることはそのまま真っ直ぐにメッセージとして乗せていこう、と。あと、ある程度重みのあるものを作ろうって話もしてたね。『グレイゾーン』に近い重さになっていくかも、ぐらいのことも考えてた。でも、普通に深くて重いアルバムを作ろうとしていたわけじゃなくて、もうちょっと気持ちの良い重さ? CDよりはちょっと重いぐらいのものは作りたいとは思ってた。CD

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  • PSG 『DAVID インスト』 - TOWER RECORDS ONLINE

    いい意味で肩の力の抜けた活動スタンスと、自由度の高い三者三様のラップ・スタイルで2009年の話題をさらったヒップホップ・クルー、PSGがデビュー・アルバム『David』のインスト・ヴァージョン『DAVID インスト』をタワーレコード渋谷店のインストア・ライヴ限定で緊急リリース! 超貴重盤になること必至の作と同時収録される新曲3曲について、bounce初登場の3人が語る。 邪念がないヒップホップがいちばんヤバイ ――PUNPEE君、S.L.A.C.K.君の2人は、兄弟で音楽好きなお父さんの影響があったようだけど。 PUNPEE「結構後で知ったんですけど、母親もバンドのヴォーカルやってたらしくて。親父みたいに自分から進んで掘ったりはしないですけど、一応(音楽が)できるみたい」 S.L.A.C.K.「昔、コーラスをやらせてみたら意外と上手くて、ハモりもアドリブで入れていけるみたいな」 ――音楽

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