1995年に起きた地下鉄サリン事件の影響で今も体や心の不調を訴える人たちを対象に毎年続けてきた無料の健康診断がことしで終了することになり、東京 渋谷区の会場には20年余り通い続けた人たちが最後の問診を受けました。 1995年のオウム真理教による地下鉄サリン事件では、14人が死亡し、およそ6300人が被害を受け、28年たった今も体や心の不調を訴える人がいます。被害者たちの支援を続けているNPO法人「リカバリー・サポート・センター」は、事件発生直後から毎年、無料の健康診断を行ってきましたが、近年は被害者の症状が安定して診断を受ける人数が減少したことなどからことしで終了することを決めました。 最後の健康診断は、東京 渋谷区の会場で18日と19日の2日間行われ、通い続けてきた人たちやその家族などが訪れ、看護師の問診などを受けていました。 NPO法人によりますと、今の形での健康診断が始まった2001
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