西武・山川穂高内野手(31)が23日、昨年11月に東京都港区のホテルで20代の知人女性に性的な暴行をしたとして、警視庁麻布署に強制性交容疑で書類送検された。昨季パ・リーグで3度目の本塁打王に輝き、今年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でも日本の世界一に貢献した強打者を今後、どんな運命が待ち受けるのか。Q&A方式で解説する。 【Q】書類送検されたということは、山川が罪を犯したということか? 【A】そうとは限らない。被害届を受理して捜査した以上、たとえ嫌疑がないとしても必ず検察に書類は送付する。ただ、書類には警察側の意見を4段階で添えることができるのだが、今回は起訴を求める「厳重処分」に次いで重い、検察に判断を委ねる「相当処分」だった。起訴猶予を求める「寛大処分」や起訴を求めない「しかるべき処分」など、公判請求や罰金が科される見込みが薄い書類送検の場合、「書類送付」と報じられる