川崎市役所 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、認知症の高齢者が入所する川崎市中原区のグル-プホ-ム(GH)で集団感染が発生していることが15日、分かった。 特集・記事とグラフ 新型コロナ、神奈川の感染拡大 市が同日、入所していた90~80代の女性3人の感染を確認したと発表した。このGHでは14日に女性2人の感染が判明。うち1人は21人が感染した川崎協同病院(同市川崎区)を4月下旬に退院した後、GHに入所しており、同病院の院内感染がGHに派生して集団感染につながった格好だ。 運営法人によると、GHの2、3階で9人ずつが生活し、陽性の5人はいずれも2階で暮らしていた。2階の残る4人の入所者、発熱などの症状が出たスタッフ、訪問看護師の計6人はPCR検査の結果、いずれも陰性だった。 感染者5人は市内の病院に入院し、運営法人は保健所の指導の下、濃厚接触者のスタッフ15人を自宅待機とし、施設内の消毒
10羽の子ガモを心配そうに見入る親ガモ=25日午後4時45分ごろ、横浜港・新港ふ頭 横浜港・新港ふ頭の客船ターミナル「横浜ハンマーヘッド」(横浜市中区)近くの海上で25日、カルガモとみられる親子が“立ち往生”する一幕があった。通報を受けた横浜海上保安部が出動し、約30分にわたる救出劇を繰り広げたが…。 「カモの親子を助けて」。同日午後4時半ごろ、通行人から横浜海保に通報があった。職員4人が駆け付けたところ、海上で1羽の親ガモに寄り添う10羽の子ガモを発見。子ガモはまだ小さく、近くの浮桟橋に登ることができずにいる様子だった。 浮桟橋の高さは50センチほど。子ガモはロープの上で集まったり周囲を泳いだりと慌てた様子で、親ガモは心配そうに桟橋と海上を行き来していた。 職員が網を手に近づいたところ、親子は沖へとそろって逃げていった。横浜海保の担当者は「カモは野生の生き物で元気そうなので、温かく見守り
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内では21日、女性2人の死亡と、10歳未満3人を含む男女13人の陽性が確認された。多くが濃厚接触者だが、2人の感染経路が不明という。 県所管域では、座間市に住む30代女性と10歳未満の男児2人が感染。陽性と判明している伊勢佐木署所属の男性巡査長の同居家族という。 クラスター(感染者集団)が起きた小田原市立病院では40代の女性看護師の感染が確認され、同病院での感染者は計34人になった。既に感染が判明している同病院の40代の女性看護師と同居する10歳未満の女児も陽性と分かった。開成町の高台病院では、40代の女性看護師が感染した。 横浜市内では、陽性と判明していた80代と90代の女性2人が死亡した。それぞれ院内感染が起きた元気会横浜病院(同市緑区)と鴨居病院(同)に入院。90代女性は陽性患者が出た特別養護老人ホームに入所していた時に発症した。 また、20~6
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、黒岩祐治知事は17日の臨時会見で、新たな感染判明者の居住市町村を20日から公表すると発表した。これまでは県所管の4保健福祉事務所管内にとどめていたが、知事は「注意喚起と感染爆発抑制のため、より正確な情報提供が必須と判断した」と述べた。一方、市町村別の累計患者数は17日に明らかにした。 【特集ページ】新型コロナ、神奈川の感染拡大 県はこれまで、「個人が特定される恐れがある」として、居住地を所管する保健所名のみを公表。それぞれの所管地域は広く最大2市8町(小田原管内)に上るなど、一部地域では風評被害のようなケースも生じていた。 知事は「感染者数が少ないときは、公表することで『あの人だと言われるのでは』という声があり、踏み切れなかった」と説明。その上で、「情報を共有してもらうことで新型肺炎を身近な問題と感じ、同じ思いで乗り越えていくことを期待したい」と述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県内で14日、男女32人の感染と1人の死亡が確認された。うち9人は感染経路が不明。1日当たりの感染判明者数が30人を超えたのは、5月2日以来となった。 県によると、亡くなったのは南足柄市の80代男性。肺がんを患っており、院内感染が発生した小田原市立病院で終末期医療を受けていた。同病院では、20代の女性看護師と、退院した70代の男性の感染が新たに分かった。 平塚市内で判明した5人のうち、10歳未満の男女と10代の男性、40代の女性の計4人は、既に陽性が判明している10代女性と同居。いずれも軽症という。 横浜市内では、20~90代の男女19人の感染が明らかになった。このうち3人は鴨居病院(同市緑区)に勤務する看護師と看護助手。同病院には、陽性となった特別養護老人ホームの入所者2人が入院しており、市は院内で感染が広がった可能性が高いとみている。 また、いずれも
神奈川新聞 2020/04/20/ 02:01更新(2020/04/16 03:43公開) 記事のフォロー・シェア Facebookでシェアする Twitterでシェアする LINEでシェアする URLをコピーする 閉じる 神奈川の感染拡大と緊急事態宣言 新型コロナウイルス感染の余波で催しがゼロになったが、「WE BELIEVE OUR FUTURE」の文字が浮かんだ横浜アリーナのビジョン=横浜市港北区 新型コロナウイルスの感染者が神奈川県内で増え続けている。確認された感染者は総計700人を超え、増加のペースは今も落ちていない。緊急事態宣言の対象区域にも指定された神奈川県は、県民に向けて実施方針を発表した。状況と対策に関する記事をまとめる。 買い物は? 遊びは? 「外出自粛」判断のポイントはこちら
横浜市役所 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、横浜市は14日、20~90代の男女19人の感染が新たに判明したと発表した。うち3人は感染経路が不明という。 特集 新型コロナ、神奈川の感染拡大 市によると、19人のうち3人は、鴨居病院(緑区)に勤務する20~40代の女性看護師や女性看護助手。同病院には、感染が判明している特別養護老人ホームの入所者2人が発熱などで入院していたといい、市は院内で感染が広がった可能性が高いとみている。 また、いずれも院内感染が起きている聖マリアンナ医科大横浜市西部病院(旭区)で医師ら3人、元気会横浜病院(緑区)で看護師ら8人、牧野記念病院(同)で70代の男性患者が、新たに陽性と判明した。 累計の感染者数は、市西部病院で患者35人、職員34人の計69人、横浜病院で患者6人、職員6人の計12人、牧野記念病院で患者4人、職員5人の計9人となった。
神奈川県警 新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言を受け、県は9日、県民の外出自粛を徹底するため、県警本部に協力を依頼し、協力が得られたと発表した。夜間の繁華街などで警察官が声掛けを行い、外出自粛要請が出ていることを県民らに伝えるという。 【特集】 新型コロナ、神奈川の衝撃 黒岩祐治知事は同日、県警本部に対し「本県の緊急事態措置などについて、各種警察活動を通じ、県民に呼びかけを行うなど、特段のご配慮をお願いします」と文書で依頼。パトロールでの声掛けのほか、県警のホームページや交番だよりなどでの周知活動に協力するとしている。 黒岩知事は記者団の取材に、出歩いている人を摘発するようなことはないとした上で、「警察官が一声掛けることに大きな意味がある」と強調。「市民が恐怖感を抱くのでは」という質問には、「警察官は頼りにされている存在。声の掛け方だと思う」と説明した。
4月以降廃止された資源集団回収の集積場所。廃止後もステッカーが貼られたままとなっている=6日、横浜市中区(画像は一部修整しています) 横浜市鶴見、中、西、南の4区で4月以降、町内会や自治会、子供会などの地域団体が段ボールや新聞などの古紙をリサイクルする「資源集団回収」を停止したことが6日分かった。市内13区の388団体と契約していた回収業者が中国の古紙市場の悪化を理由に3月末で撤退したためだ。市は後継業者を模索したが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、中国市場の先行きは全く見通せないといい、鶴見など4区の22団体は再開の見通しが立たない状況だ。 市資源循環局によると、資源集団回収制度は1983年からスタートし、市内全域で導入している。地域団体と契約した業者が収集から買い取りまで一括して行っていたが、中国の市場の悪化で業者の撤退が続出。今年2月末には市内の388団体と契約していた業者
県が開設したウェブサイトの画面 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県は11日、県内の感染確認者の人数や属性、相談件数、医療機関の状況など最新の動向を公開するウェブサイトを開設した。正しい情報を迅速に県民に伝えることが狙いで、原則1日1回更新する。 イベント中止・休館、3月末まで延長 公園花見も自粛要請 東京都のサイトを参考にした取り組みで、陽性の患者数や、医療機関の受診・入院状況などをグラフや地図を使って視覚的に表現。個々の症状や行動歴によって異なる相談手順も分かりやすく紹介している。 黒岩祐治知事は「感染拡大が続く中で、最も避けなければならないのは医療の崩壊だ。各病院にきめ細かく聞き取り調査をしており、出せる情報については県民と共有したい」と述べた。サイトには、県のホームページからアクセスできる。
新型コロナウイルス感染者が死亡したことについて会見する黒岩知事=9日午後、県 新型コロナウイルスの感染拡大を巡り、県は9日、県内の感染者の1人が死亡したと発表した。遺族の意向により年代や性別などは明らかにしていない。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除いた県内の死亡者は2人目。 濃厚接触は1406人 発症後ジム利用、横浜の70代男性 県によると、死亡したのは8日で、これまで感染者として発表したうちの1人。県内の医療機関に入院していた。既往症については非公表とした。 会見した黒岩祐治知事は、非公表の理由として「遺族の意向を無視して言うことはできない」と説明。ただ、非公表方針は「今回のケースについてであり、統一的なものではない」とし、他市町村で同様の事例があった場合は「各首長が判断すべきこと」と述べた。
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