映画『紙の月』のあらすじ【承】 再び駅で光太と再会した梨花は、自ら向かいのホームへ行き、光太と電車に乗る。2人はそのままホテルへ入り、体の関係を持つ。その日は正文が出張で、梨花は生まれて初めて、朝帰りを経験する。 出張先の上海から帰国した正文は、お土産に高価なカルティエの時計を買ってくる。梨花は内心傷つくが、その時計をして出勤する。それを目ざとく見つけた同僚の相川恵子は、銀行では普段の金遣いを見られているから気をつけるよう梨花に忠告する。恵子は自分の欲望に忠実な女性で、恋も買い物も自由に楽しんでいた。 梨花は光太と逢瀬を重ね、見た目も少しずつ垢抜けていく。正文はそんな妻の変化に全く気付かず、残業だという梨花の言葉を信じきっていた。 ある晩、正文は上海への栄転が決まったことを梨花に告げる。正文は当然梨花も付いてくるものと考えていたが、梨花は迷う。 平林は200万円の貯蓄型の保険に加入してくれ
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