太平洋高気圧が西へ張り出し、梅雨前線が西から北上したため、30日は、九州北部や中国、四国は、晴れのエリアが広がってきました。 このため、気象庁は「九州北部(山口県を含む)と中国、四国は、梅雨明けしたとみられる」と発表しました。九州北部は平年より11日遅く、昨年より5日遅い梅雨明けです。中国地方は平年より9日遅く、昨年より5日遅い梅雨明けです。四国は平年より12日遅く、昨年より5日遅い梅雨明けです。 また、統計開始以来、九州北部は5番目に遅く、中国地方は1982年に並んで4番目に遅く、四国は2009年に並んで3番目に遅い梅雨明けとなりました。 九州北部や中国、四国は、この先、夏空の続く所が多いでしょう。さらに、8月5日頃にかけては、高温が予想されています。熱中症に、十分ご注意ください。 ※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、梅雨
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