2007年10月より着工していた阪神甲子園球場のリニューアル工事が2010年3月に完了し、スタンドの大屋根「銀傘」には太陽光発電設備が設置された。1924年に高校野球の開催のため開設された阪神甲子園球場は、その後80年以上にわたり「野球の聖地」としてファンに親しまれてきた。 同球場ではこれまでも井戸水・雨水のグラウンド散水や場内トイレ洗浄水への利用などに取り組んできたが、今回のリニューアル工事では「環境への配慮」がテーマのひとつに掲げられ、太陽光発電設備設置に至った。推定発電電力量は年間193,000kWhで、阪神タイガースが1年間に甲子園球場で行うナイトゲームで使用するナイター照明の使用電力量に相当する。 また、球場外壁のツタの再生も行われた。外壁補強・改修工事のため、一旦ツタを伐採し、リニューアル完成後に既存ツタの種子から育てた苗を植樹した。このツタは球場外壁との間に空気の層を作り出し
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