昨夜、こんな夢をみた 薄暗いお堂の中、私は燈火一本向こうのひとりの老僧と対面していた。私はおもむろに内なる苦悩を打ち明けた。 「わたしは常々『ストライクウィッチーズ』に心酔していることを喧伝し、そのすばらしさを賛美することに限りありません。しかし、そうでありながら、一方で、一体全体『ストライクウィッチーズ』がほかのいろいろのアニメ作品と比べて、どこがどう良いのか説明することができないのです。もっと映像の美しい作品、戦闘シーンの激しい作品、キャラのかわいい作品、ストーリーの優れた作品もあるかもしれない。ひょっとしたら自分は『パンツじゃないから恥ずかしくないもん』という「ストパン」の異常さに悪乗りしているだけではないかと、不安になることがあるのです」 老僧はこう答えた。 「なんと、わしもそういう疑念を抱いていたが、おまえもそうであったか。しかし、よくよく考えてみるに、そうでありながら『ストライ