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ブックマーク / kokokubeta.livedoor.biz (8)

  • 広告β:ケータイ市場に学ぶ

    携帯電話の機種変更を久しぶりにしようとして驚いた。携帯電話が高くなっている。私の記憶では「携帯電話=0円」という発想だったのだが、今のキャリア(ソフトバンク)では必ずしもそういう感じではなくなっているようだ。友人にそれを言ったら「古い」と笑われたが、まあそういうものらしい。 ところで、ずっと放置していた料金プランも含め色々と見直しながらWebを徘徊していたのだが、携帯電話における「囲い込んでカネを取る」知識はすごいな、と思った。単発の、文脈と切り離された商品購買とは別に、世の中には囲い込み系と呼ぶべきビジネス領域がある。メモリースティックやitunes、ポイントカードなども似たようなものだが、業界の参入障壁から端末、料金プラン、課金制度まで含めていろいろ手だてがそろっている携帯電話は、この手のビジネス知識の見市のようだ。 で、いろいろ見ていて、こんなニュースを目にした。 携帯電話や

    gyanta
    gyanta 2008/04/20
    ケータイでは特に若者向け課金がラクらしい。聞くに、親が料金を支払っている場合、そういった課金をあまり気にしていないからだという(要はあんまり明細を見てない)。
  • 広告β:キラー・チャートをつくる

    たまに新規クライアントから、「クレデンシャルをしてくれ」という要望がくる。 クレデンシャルとは、「弊社はこんなことができます」という自己紹介みたいなもの。 売上これくらい、拠点はこれくらい・・・といったことにくわえ、得意な分野や実績も 含めて紹介することで、「なので、仕事ください!」につなげていくものである。 で、普通にクレデンシャルをするわけだけれど、仕事が欲しいので、なんとかして 印象に残したい。がしかしウソをつくわけにはいかないので、できることは限りがある。 通常ならば、成功事例を強調して表示するとか、都合のいいように紹介するとか そういうことをするのだけれど、でも、アタマのいい人が相手だと逆効果になることも。 それで最近「これはいい」と思っているのが、キラー・チャートである。造語。 キラー・チャートはひとつの図表(チャート)なのだが、なにがキラーなのかというと、

  • 広告β:失敗しなければ、成功するだろうか

    「CONTENT'S FUTURE」を読んだ。 いろいろと面白い観点が落ちていたのだが、特に気になったのはここ。 また昔はレコード会社にも名物プロデューサーっていう人がたくさんいて。豪傑みたいな人が。「ここで欠損を出してもこっちでカバーしたからいいだろ!」みたいな。そういう人はもう今のレコード会社にはいないですから、構造的にシュリンクせざるを得ないんじゃないかと。 (126p、椎名氏)広告もコンテンツ的要素を持っているし、実際、広告会社がコンテンツがらみの仕事を することもあったりするのだが、どこからも同じような声が聞こえてくる。 それは、なんというか、コンテンツ屋さんの恐磋の声みたいなものだ。 広告会社のクリエイターも、同じようなことを言うことが多い。 コンテンツビジネスは読みにくい。 よくあるパターンは、あるコンテンツ分野が注目を集めると、お金を持った人が 続々やっ

  • 広告β:幻想の落とし前

    Googleも気になるんだけれど、広告業界的にもっと気になるニュース。 車を買わず、酒もあまり飲まない。休日は自宅で過ごす。無駄な支出を嫌い、貯蓄意欲は高い――。日経済新聞社が首都圏に住む20代の若者を対象に実施したアンケート調査の結果、予想以上に堅実でつましい暮らしぶりが浮き彫りになった。消費を喚起するにはかなり手ごわい相手といえそうだ。(NIKKEI NET) 実は上記の若者はそのまますべて私に当てはまってしまうのだが、私と同じ 20代の人たちは、以下のようなものにどのような反応を示すだろうか。 ほしいものはいつでも あるんだけどない ほしいものはいつでも ないんだけどある ほんとうにほしいものがあると それだけでうれしい それだけはほしいとおもう ほしいものがほしいわ (糸井重里、西武百貨店、1988) バブル期真っ只中、まさにこれぞ!な広告である。 私

  • 広告β:ブランドを作るために割り切るということ

    アメリカの電話会社Sprint/Nextelは、お客様相談窓口に頻繁に電話してくる顧客1200人のサービスを打ち切ると発表した。ハイ・メンテナンスな顧客を抱えていることは、商売としてペイしないと判断したのだ。(B3 Annex) これは純粋に投下コストに見合わないからという判断のようで、何ともアメリカン。 来、なのかわからないけれど、商売というのは、それが簡略化されていようと 一種の契約行為になるわけで、その時点で店側が断ることも選択肢の中にはある。 消費者主導、お客様は神様というのとは別の切り口で、こちらからお断りというのも もちろんあっていいのではないかとは思う。 機会費用の観点から言っても、その望まざるお客に対して割くリソースを 他のところに向ければ、来望んでいたお客との取引も円滑になりうる。 顧客を尊重するというのは結構難しい判断で、お客を歓待するだけでなくて、

    gyanta
    gyanta 2007/07/15
    アメリカの電話会社Sprint/Nextelは、お客様相談窓口に頻繁に電話してくる顧客1200人のサービスを打ち切ると発表した。ハイ・メンテナンスな顧客を抱えていることは、商売としてペイしないと判断したのだ
  • 広告β:プレゼンを受ける側になって思う

    最近たまたま、他の人のプレゼンを見たり、自分がプレゼンを受ける側になる 機会に恵まれて、いろいろと学ぶことがあった。 今までも、同じチームの誰かがプレゼンをするのを横で見ている事は多かったけど、 それとは異なる観点でプレゼンを見られて、とても勉強になる。 いつかビデオカメラを買って、自分のプレゼンを録画して、冷静に見直したい。 スポーツ選手だって、自分のプレイをビデオにとって研究するわけだし。 (最近、やたらとスポーツでのトレーニング手法が気になるお年頃。) で、先日、比較的若い外部の人からのプレゼンを受けた。 普段自分がしょっちゅうプレゼンをしてるだけに、見る眼が厳しくなっている。 意外にいちばんひっかかったのは、その髪型だった。 なんというか、もこみち風というのか、ややジャニーズにも似た、 ミディアムロングくらいの髪型で、清潔感はあった。でも「頭がよさそうじゃない

  • 広告β:ブックマークの次はどうだろう

    ソーシャル・ブックマーク(SBM)。 海外ではDiggが、日でははてなブックマークが優勢で久しいけれど、 思ったよりもこの業界(?)に変化が少ないように感じる。 業界の順位変化というわけではなくて、質的な変化についてだ。 確かに、みんなのブックマークを共有する・ページ単位でブックマークというのは、 ブログの隆盛とあいまって、それだけで十分に興味深いものだった。 コメント・タグも、単に備忘録としてだけではない使い方をされている。 いまやコメントやタグも含めて、ひとつのブログスフィアといってもいい。 しかし個人的には、まだまだ面白くなりうるものではないかと思っている。 確実に変化を生む土壌はそろってきている。 それは単に、みんなのブックマークがたまってきたということだ。 第一に、非常によく言われていることだと思うのだが、 だいぶブックマークのたまった人は、整理に苦労し

    gyanta
    gyanta 2007/05/22
  • 広告β:Webはブランド化するか

    日経ビジネスオンラインに、興味深い実例の話が出ていた。 ・・・(マキアージュでは)一番始めからホームページありきで、4人の性格を含むすべての設定を細かく決め、脚を作り込みました・・・・宣伝の中心にホームページを据えて、テレビやラジオのCMとクロスメディアで連動し、キャッチボールする形です。 ・・・(中略)・・・(unoは)はじめからテレビのスポットCMをWebサイトに誘導するためのバナーとして考えた作戦でした。大元はあくまでホームページです。 ウェブセンタリングマーケティングということだろうか。 資生堂のような、保守的な印象のある大企業で始まっていることは意義がある。 個人的にはもう一歩先、「ウェブセンタリングブランディング」ができると 思う。そして上記の例では、それには少し至っていないという印象がある。 Webほどブランド構築に向くメディアはないのではなかろうか。 その

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