株式会社野村総合研究所が、2014年度までの国内を中心とする IT主要5市場(ネットビジネス市場7分野、モバイル市場4分野を含む)の 分析と規模の予測を行い、その結果を発表した。 【ネットビジネス市場は、2014年度には14兆円市場に】 PC(パソコン)向けに加え、携帯電話向けの市場が伸びており、 全体として順調な拡大が期待でき、2009年度の約8兆円から、 2014年度には約14兆円へと、約1.8倍に増加することが見込まれる。 ここで扱うネットビジネス市場の中で、最も大きな割合を占めるのは、 BtoC EC(消費者向け電子商取引)の市場で、 2014年度には約12兆円に達する見込み。 これからの5年間、市場拡大をけん引するのは「モバイル(携帯電話向け)EC」であり、 BtoC EC全体に占める割合は、2009年度の17%から2014年度には20%を超え、 金額規模で2.5兆円を突破すると