本格的な寄席を楽しんできました。新宿・末廣亭。5月上席昼の部。初めてのことです。こんなにも豊かで人間味ある空間があるとは‥。「シュミットさんにならない法」を新たに一つ見つけたような気がします。 地方に住んでいると本格的な寄席を楽しむ機会はなかなかありません。近くの中華屋でがっちり腹ごしらえしたので少し眠くなるかなと思ったのですが、そんなやわな芸ではありませんでした。主な出演者は以下の通り。 三笑亭可楽、笑福亭鶴光、東 京太・ゆめ子、三遊亭円右、春雨や雷蔵、三笑亭夢之助‥。 特に円右師匠には引き込まれました。味わいと間がたっぷりあって、名人の境地を見せ付けられました。膝が良くないとかで、つりに使ういすに座り、講談で使う台を前に置いての一席でした。それにしても、もっと楽ないすぐらい買えるだろうに、450円ぐらいで買えるヘラブナつり用の小さないすに窮屈そうに座ってみせるのでした。噺家の心が伝わっ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く