ヤフーの「Yahoo!JAPANビッグデータレポートチーム」は7月29日、21日投開票の参院選について、「Yahoo!検索」のデータを基にした政党別の議席数予想を実際の結果と参照した“答え合わせ”を発表した。政党ごとの獲得議席数は、予測チームも「驚くほど」の一致率だったが、投票日直前に検索数が急増した山本太郎氏の当選を予測できないなどいくつかの課題が浮かび上がった。 予想は、「相関モデル」「投影モデル」の2つの手法を用いた。相関モデルは、昨年12月の衆院選の結果とYahoo!検索のデータを基に、特定期間中の検索量から予想。投影モデルは、過去の選挙事例での公示日前後の検索量の変化をスコア化し、今回の衆院選の公示前の検索数と掛け合わせるモデルで、それぞれ、7月4日~7月16日のデータで分析した最終予測レポート(19日に発表)を基に結果を検証した。 参院選全体(比例区・選挙区合計)の政党ごとの獲