クニマス里帰りへ初会合、仙北市構想 さかなクン名誉市民賞案も ※写真クリックで拡大表示します クニマスの里帰りに向けた構想について意見を交わしたプロジェクトの初会合 田沢湖だけに生息していた絶滅種クニマスが山梨県の西湖(さいこ)で見つかったことを受け、県と仙北市が立ち上げた「クニマス里帰りプロジェクト」の初会合が21日、県総合庁舎で開かれた。仙北市側はクニマスを水槽で飼育展示したり、ハタハタと並ぶ「県の魚」に指定したりする構想を提案し、実現性について協議した。 会合には県と市の地域振興、水産技術、自然環境などの担当者20人が出席。県地域活力創造課の島崎正実課長が「かつての田沢湖を取り戻すという観点で、何ができるのかを考えていきたい」とあいさつした。 市側は現在も田沢湖のpH値が5・2前後と酸性を示していることを踏まえ、「即座にクニマスを放流できる状態ではない。専用の水槽を男鹿水族館か田