2009年のしし座流星群は、場所によっては1時間に30〜300個を観測できると専門家は予測している。 (Photograph by Reed Saxon AP) 今年もしし座流星群の季節がやってきた。専門家の予測によると、時間と場所にもよるが今回は1時間に30〜300個の流星が期待できるという。 しし座流星群がもっとも多く出現する極大時は、アメリカ東部標準時の11月17日午後4時45分(日本時間18日午前6時45分)で、北アメリカやヨーロッパでは実質的に観測不可能である。しかしこれらの地域でも街明かりの少ない郊外へ移動すれば、17日午前2〜4時に1時間に30〜50個の流星を観測できるはずだ。 今年一番の観測スポットはアジアであり、夜明け前に極大を迎える。 NASAの流星体環境室(Meteoroid Environments Office)で室長を務めるビル・クック氏は次のように話す。