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ブックマーク / www.aozora.gr.jp (28)

  • 作家別作品リスト:岡本 綺堂

    劇作家、小説家。名は敬二、別号に狂綺堂。イギリス公使館に勤めていた元徳川家御家人、敬之助の長男として、東京高輪に生まれる。幼くして歌舞伎に親しみ、父の影響を受けて英語も能くした。東京府立一中卒業後、1890(明治23)年に東京日日新聞に入社。以来、中央新聞社、絵入日報社などを経て、24年間を新聞記者として過ごす。この間、1896(明治29)年には処女戯曲「紫宸殿」を発表。岡鬼太郎と合作した「金鯱噂高浪(こがねのしゃちうわさのたかなみ)」は、1902(明治35)年に歌舞伎座で上演された。江戸から明治にかけて、歌舞伎の台は劇場付きの台作家によって書かれてきたが、明治半ばからは、坪内逍遥ら、演劇界革新の担い手に新作をあおいだ〈新歌舞伎〉が台頭する。二世市川左団次に書いた「維新前後」(1908年)、「修禅寺物語」(1911年)の成功によって、綺堂は新歌舞伎を代表する劇作家となった。1913(

    gyobbit333
    gyobbit333 2021/05/07
    「中国怪奇小説集」「半七捕物帳」など
  • 夢野久作 創作人物の名前について

    これは探偵小説に限らない。小説を書く人は誰でも経験するところであろう。 如何なる作家の場合でも小説の中の主人公や相手役、端役(はやく)の人物が決定するのと、その人物の名前が決定するのは殆んど同時ではあるまいかと思う。 AともBとも名前をきめないで書いて行く事は、ちょっと不可能のように考えられるし、単に名前だけきめて、性格や年齢、身分までをハッキリさせないまま行き当りバッタリに筋を運ぶのは、少々乱暴であり、危険ではないかと考えられるので、些(すくな)くとも私などには到底出来ない芸当である。 ところでその名前の選み方であるが、これがナカナカ容易でない。性来カンの悪い私などはこの名前の選定について特別に悩まされるので、何の苦もない名前を付けているらしい他人の創作なぞを読んでいる中(うち)に、つくづく自分の無器用さに愛想を尽かす事さえある。 仰向けに引っくり返って太平楽を並べている読者諸君にコンナ

  • 作家別作品リスト:芥川 竜之介

    東大在学中に同人雑誌「新思潮」に発表した「鼻」を漱石が激賞し、文壇で活躍するようになる。王朝もの、近世初期のキリシタン文学、江戸時代の人物・事件、明治の文明開化期など、さまざまな時代の歴史的文献に題材をとり、スタイルや文体を使い分けたたくさんの短編小説を書いた。体力の衰えと「ぼんやりした不安」から自殺。その死は大正時代文学の終焉と重なっている。 「芥川龍之介」 公開中の作品 愛読書の印象 (新字旧仮名、作品ID:4872) 秋 (新字旧仮名、作品ID:16) 芥川竜之介歌集 (新字旧仮名、作品ID:178) アグニの神 (新字旧仮名、作品ID:15) アグニの神 (新字新仮名、作品ID:43014) 悪魔 (新字旧仮名、作品ID:3804) 浅草公園 或シナリオ(新字新仮名、作品ID:21) 兄貴のような心持 ――菊池寛氏の印象――(新字新仮名、作品ID:43361) あの頃の自分の事 (

  • 優しき歌 Ⅰ・Ⅱ (立原 道造)

    [#ページの左右中央]優しき歌   風信子(ヒヤシンス)叢書 第四篇[#改ページ]燕の歌春来にけらし春よ春  まだ白雪の積れども         ――草枕灰色に ひとりぼつちに 僕の夢にかかつてゐると…

    優しき歌 Ⅰ・Ⅱ (立原 道造)
  • 著作権保護期間の延長を行わないよう求める請願署名

    著作権保護期間の延長はやめておこう。 文化共有の青空を育てよう。 著作権保護期間の延長を 行わないよう求める請願署名 延長問題を審議してきた委員会が、「中間整理」をまとめました。 これをどう評価するか、広く意見が求められています。 署名に続いて、 「延長は望まない」の声を、もう一度響かせる、チャンスです! 2007年1月1日  最終更新:2008年10月13日 English page 文化庁の「文化審議会著作権分科会」に設けられた「過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会」が、検討結果の「中間整理」をまとめました。 「延ばす」「延ばさない」、双方の主張を併記したまとめに対し、広く皆さんの声を聞く、意見募集が行われることになりました。 延長には「十分な合意が得られた状況ではない」としながらも、まとめは、今後も、「検討を続けることが適当」としています。 見送りか、検討の継続か――。 「今後

  • 岡本かの子 「老妓抄」 : 青空文庫

    平出園子というのが老妓の名だが、これは歌舞伎俳優の戸籍名のように当人の感じになずまないところがある。そうかといって職業上の名の小そのとだけでは、だんだん素人(しろうと)の素朴な気持ちに還ろうとしている今日の彼女の気品にそぐわない。 ここではただ何となく老妓といって置く方がよかろうと思う。 人々は真昼の百貨店でよく彼女を見かける。 目立たない洋髪に結び、市楽(いちらく)の着物を堅気風につけ、小女一人連れて、憂な顔をして店内を歩き廻る。恰幅(かっぷく)のよい長身に両手をだらりと垂らし、投出して行くような足取りで、一つところを何度も廻り返す。そうかと思うと、紙凧(かみだこ)の糸のようにすっとのして行って、思いがけないような遠い売場に佇(たたず)む。彼女は真昼の寂しさ以外、何も意識していない。 こうやって自分を真昼の寂しさに憩(いこ)わしている、そのことさえも意識していない。ひょっと目星(めぼ

  • 青空文庫 - 作家別作品リスト:種田 山頭火

    禅僧として各地を行乞の旅。旅のさなかに数多くの句を残した俳人。俳句は荻原井泉水に師事し、同門の尾崎放哉とともに「自由律」の句風で知られる。 「種田山頭火」 公開中の作品 赤い壺 (新字新仮名、作品ID:48234) 赤い壺(三) (新字新仮名、作品ID:48235) 赤い壺(二) (新字新仮名、作品ID:48236) 一草庵日記 (新字旧仮名、作品ID:50413) 英語対訳版草木塔抄他/Fire on the Mountain (新字旧仮名、作品ID:750)     →三浦 久(翻訳者)    →グリーン ジェイムズ(翻訳者) 片隅の幸福 (新字新仮名、作品ID:48237) 行乞記 01 (一)(新字旧仮名、作品ID:44913) 行乞記 02 三八九日記(新字旧仮名、作品ID:45386) 行乞記 03 (二)(新字旧仮名、作品ID:45387) 行乞記 04 (三)(新字旧仮名、

  • 作家別作品リスト:若山 牧水

    公開中の作品 秋草と虫の音 (新字旧仮名、作品ID:885) 鮎釣に過した夏休み (旧字旧仮名、作品ID:2208) 家のめぐり (旧字旧仮名、作品ID:2198) 一家 (旧字旧仮名、作品ID:4393) 鴉と正覚坊 (旧字旧仮名、作品ID:2204) 熊野奈智山 (旧字旧仮名、作品ID:43507) 木枯紀行 (新字旧仮名、作品ID:4633) 金比羅参り (旧字旧仮名、作品ID:2200) 酒と歌 (旧字旧仮名、作品ID:2199) 姉妹 (旧字旧仮名、作品ID:4394) 樹木とその葉 01 序文に代へてうたへる歌十首(旧字旧仮名、作品ID:2693) 樹木とその葉 02 草鞋の話旅の話(旧字旧仮名、作品ID:2211) 樹木とその葉 03 島三題(旧字旧仮名、作品ID:2212) 樹木とその葉 04 木槿の花(旧字旧仮名、作品ID:2623) 樹木とその葉 05 夏を愛する言葉(

  • 作家別作品リスト:正岡 子規

    公開中の作品 あきまろに答ふ (新字旧仮名、作品ID:43051) あきまろに答ふ (新字新仮名、作品ID:57876) 曙覧の歌 (新字新仮名、作品ID:46490) 犬 (新字新仮名、作品ID:50379) 犬 (新字旧仮名、作品ID:3621) 歌よみに与ふる書 (新字旧仮名、作品ID:2533) 歌よみに与ふる書 (旧字旧仮名、作品ID:43494) 歌よみに与ふる書 (新字新仮名、作品ID:46534) 画 (新字新仮名、作品ID:50380) かけはしの記 (新字旧仮名、作品ID:4626) 鎌倉一見の記 (旧字旧仮名、作品ID:4656) 寒山落木 巻一 (旧字旧仮名、作品ID:1896) 句合の月 (新字新仮名、作品ID:50381) 九月十四日の朝 (新字新仮名、作品ID:50382) 九月十四日の朝 (旧字旧仮名、作品ID:1902) くだもの (新字新仮名、作品ID:

  • 作家別作品リスト:高村 光太郎

    公開中の作品 永遠の感覚 (新字新仮名、作品ID:58155) 開墾 (新字旧仮名、作品ID:46500) 回想録 (新字新仮名、作品ID:46363) 顔 (新字新仮名、作品ID:46365) 珈琲店より (新字旧仮名、作品ID:46503) 木彫ウソを作った時 (新字新仮名、作品ID:46501) 九代目団十郎の首 (新字新仮名、作品ID:46366) 気仙沼 (新字旧仮名、作品ID:46502) 黄山谷について (新字新仮名、作品ID:46367) ゴオガンに宛てたフアン ゴツホの手紙(一八八八年) (旧字旧仮名、作品ID:60000)     →ファン・ゴッホ フィンセント(著者) 小刀の味 (新字新仮名、作品ID:46368) 古代エジプトの作品 (旧字新仮名、作品ID:60292) 自作肖像漫談 (新字新仮名、作品ID:46372) 詩について語らず ――編集子への手紙――(新

  • 作家別作品リスト:ゴーリキー マクシム

    公開中の作品 センツアマニ (新字旧仮名、作品ID:2070)     →森 鴎外(翻訳者)    →森 林太郎(翻訳者) 作業中の作品 →作業中 作家別作品一覧:ゴーリキー マクシム どん底 (新字新仮名、作品ID:49762)  →神西 清(翻訳者) 関連サイト

  • 作家別作品リスト:北原 白秋

    詩人、童謡作家、歌人。1885年1月25日、福岡県の柳河(現在の柳川)に生まれる。1904年に上京。「明星」「スバル」などに短歌、詩を発表。1918年より鈴木三重吉の「赤い鳥」の童謡面を担当し、以後、日の創作童謡に新分野を開拓した。代表作に「雲母集」(歌集)、「からたちの花」(童謡集)など。1942年11月2日没。 「北原白秋」 公開中の作品 愛の詩集 02 愛の詩集のはじめに(新字旧仮名、作品ID:56576) 浅草哀歌 (新字旧仮名、作品ID:55755) 海阪 (新字旧仮名、作品ID:53187) お月さまいくつ (新字旧仮名、作品ID:2423) 思ひ出 抒情小曲集(旧字旧仮名、作品ID:2415) 海豹と雲 (新字旧仮名、作品ID:52353) 影 (新字旧仮名、作品ID:55766) 風見 (新字旧仮名、作品ID:55756) 観相の秋 (新字旧仮名、作品ID:53242)

  • 作家別作品リスト:尾崎 放哉

    同じ自由律を代表する俳人とはいえ、放哉の作風は山頭火とは対照的。行乞の旅を続けた山頭火の「歩く俳人」に対し、寺の堂守としてその後半生を送った放哉は「座る俳人」ともいわれる。句自体のイメージも、まさしく動対静。 「尾崎放哉」 公開中の作品 石 (新字旧仮名、作品ID:4446) 海 (新字旧仮名、作品ID:46430) 尾崎放哉選句集 (新字旧仮名、作品ID:974) 俺の記 (新字旧仮名、作品ID:43775) 入庵雑記 (新字旧仮名、作品ID:43777) 北朗来庵 (新字旧仮名、作品ID:43776) 夜汽車 (新字旧仮名、作品ID:49787) 作業中の作品 関連サイト

  • 青空文庫 - 作家別作品リスト:石川 啄木

    詩人、歌人、評論家。名一(はじめ)。岩手県の僧家に生まれる。与謝野鉄幹の知遇を得、詩人としてデビュー。代表作に、詩集『あこがれ』(1905)、歌集『一握の砂』(1910)など。大逆事件を契機に社会主義思想に目ざめたが、肺疾患と窮乏のうちに死んだ。 「石川啄木」 公開中の作品 足跡 (新字旧仮名、作品ID:45460) 足跡 (旧字旧仮名、作品ID:4698) 新しい歌の味ひ (旧字旧仮名、作品ID:48134) A LETTER FROM PRISON (旧字旧仮名、作品ID:48164) 郁雨に与ふ (旧字旧仮名、作品ID:48154) 一握の砂 (新字旧仮名、作品ID:816) 「一握の砂」広告 (旧字旧仮名、作品ID:48133) 一日中の楽しき時刻 (旧字旧仮名、作品ID:48135) 公孫樹 (新字旧仮名、作品ID:52298) 一利己主義者と友人との対話 (新字新仮名、作品I

  • 宮沢賢治 : 青空文庫

    岩手県花巻に生まれる。盛岡高等農林農学科に在学中に日蓮宗を信仰するようになる。稗貫農学校の教諭をしながら、詩や童話を書いた。「春と修羅」は生前刊行された唯一の詩集。農民の暮らしを知るようになって、農学校を退職し、自らも開墾生活をしつつ羅須地人協会を設立し、稲作指導をしたり、農民芸術の必要を説いた。 「宮沢賢治」 公開中の作品 〔青びかる天弧のはてに〕 (新字旧仮名、作品ID:53398) 青柳教諭を送る (新字旧仮名、作品ID:53352) 秋田街道 (新字旧仮名、作品ID:4464) 〔あくたうかべる朝の水〕 (新字旧仮名、作品ID:53437) あけがた (新字旧仮名、作品ID:48198) 朝に就ての童話的構図 (新字旧仮名、作品ID:43041) 〔雨ニモマケズ〕 (新字旧仮名、作品ID:45630) ありときのこ (新字新仮名、作品ID:2657) 或る農学生の日誌 (新字新仮名

  • 作家別作品リスト:坂口 安吾

    小説家。名は炳五(へいご)。新潟市西大畑町に生まれる。幼稚園の頃より不登校になり、餓鬼大将として悪戯のかぎりを尽くす。1926(大正15)年、求道への憧れが強まり、東洋大学印度哲学科に入学するも、過酷な修行の末、悟りを放棄する。1930(昭和5)年、友人らと同人雑誌「言葉」を創刊、翌年6月に発表した「風博士」を牧野信一に絶賛され、文壇の注目を浴びる。その後、「紫大納言」(1939年)などの佳作を発表する一方、世評的には不遇の時代が続いたが、1946(昭和21)年、戦後の質を鋭く把握洞察した「堕落論」、「白痴」の発表により、一躍人気作家として表舞台に躍り出る。戦後世相を反映した小説やエッセイ、探偵小説歴史研究など、多彩な執筆活動を展開する一方、国税局と争ったり、競輪の不正事件を告発したりと、実生活でも世間の注目を浴び続けた。1955(昭和30)年2月17日、脳溢血により急死。享年48歳

  • 作家別作品リスト:ポー エドガー・アラン

    アメリカ、ボストンに生まれる。いくつかの雑誌の編集に携わりながら、『アッシャー家の崩壊』『モルグ街の殺人事件』などの作品を発表して行く。しかし貧窮の中、次第に酒に溺れるようになり、1849年、酒場で意識不明のところを発見される。病院に担ぎ込まれるが意識は回復せず、10月7日死去。 「エドガー・アラン・ポー」 公開中の作品 アッシャア家の覆滅 (新字新仮名、作品ID:61341)     →谷崎 潤一郎(翻訳者) アッシャー家の崩壊 (新字新仮名、作品ID:882)     →佐々木 直次郎(翻訳者) ウィリアム・ウィルスン (新字新仮名、作品ID:2523)     →佐々木 直次郎(翻訳者) うづしほ (新字旧仮名、作品ID:2075)     →森 鴎外(翻訳者)    →森 林太郎(翻訳者) 落穴と振子 (新字新仮名、作品ID:1871)     →佐々木 直次郎(翻訳者) 黒 (

  • 作家別作品リスト:中島 敦

    東京市四谷区箪笥町生まれ。1942年『文学界』に「古譚」の名で「山月記」と「文字禍」が掲載され、「光と風と夢」で芥川賞候補になり活躍が期待されたが、持病の喘息が悪化し同年12月4日死去。遺稿「李陵」「弟子」が発表され、類まれな才知の早世が惜しまれた。 「中島敦」 公開中の作品 和歌でない歌 (旧字旧仮名、作品ID:43043) 盈虚 (旧字旧仮名、作品ID:4336) 盈虚 (新字新仮名、作品ID:24438) 河馬 (旧字旧仮名、作品ID:43813) かめれおん日記 (旧字旧仮名、作品ID:24443) 環礁 ――ミクロネシヤ巡島記抄――(新字新仮名、作品ID:46429) 環礁 ――ミクロネシヤ巡島記抄――(旧字旧仮名、作品ID:24444) 狐憑 (新字新仮名、作品ID:56247) 狐憑 (旧字旧仮名、作品ID:618) 牛人 (新字新仮名、作品ID:1742) 鏡花氏の文章 (

  • 作家別作品リスト : 泉 鏡花

    尾崎紅葉のもとで小説修業をし、『夜行巡査』『外科室』の2作が評価を得て、格的な作家生活に入った。幽玄華麗な独特の文体と巧緻を尽くした作風は、川端康成、石川淳、三島由紀夫らに影響を与えた。 「泉鏡花」 公開中の作品 愛と婚姻 (新字旧仮名、作品ID:1040) 悪獣篇 (新字新仮名、作品ID:4563) 芥川竜之介氏を弔ふ (旧字旧仮名、作品ID:33223) 浅茅生 (旧字旧仮名、作品ID:4581) 麻を刈る (旧字旧仮名、作品ID:50768)     →泉 鏡太郎(著者) 紫陽花 (新字旧仮名、作品ID:3582) 熱海の春 (旧字旧仮名、作品ID:50791)     →泉 鏡太郎(著者) 雨ばけ (新字旧仮名、作品ID:48384) 雨ふり (旧字旧仮名、作品ID:50792)     →泉 鏡太郎(著者) 霰ふる (旧字旧仮名、作品ID:4583)     →泉 鏡太郎(著者

  • 作家別作品リスト:樋口 一葉

    東京府第二大区小一区(現・千代田区)内幸町生まれ。名なつ(奈津)。夏子とも書いた。1891年東京朝日新聞記者の半井桃水の指導を受け小説を書くようになり、1892年、半井桃水が主宰した文芸雑誌「武蔵野」に処女作『闇桜』を発表。生活苦により住む場所を転々とするが、1894年、小説に専念するため郷区丸山福山町(現・文京区西片)に移る。ここで一葉の代表作である『大つごもり』『にごりえ』『十三夜』『わかれ道』『たけくらべ』を執筆する。『たけくらべ』は、雑誌「めざまし草」の合評欄「三人冗語」で森鴎外、幸田露伴、斎藤緑雨に絶賛される。1896年11月23日、結核で24年間の短い生涯を閉じる。 「樋口一葉」 公開中の作品 あきあはせ (新字旧仮名、作品ID:4095) 暁月夜 (旧字旧仮名、作品ID:55659) 雨の夜 (新字旧仮名、作品ID:1043) うつせみ (新字旧仮名、作品ID:56880