世論調査では小泉の支持率が上がっているとか。さらには、ネット上でも「小泉萌え」のような意見が散見される。それに対して、反小泉の立場から、郵政民営化問題などについて冷静に分析し議論しようとしているブログもある。そうした作業には頭が下がるし、絶対に必要な作業だと思う。ところが、そうした貴重な作業も、多くの小泉支持者にはなかなかとどかないのではないか、と思うと何とも残念でならないのである*1。というのも、そもそも小泉支持者の多くが重視するのは、小泉の「改革」の姿勢とか、イメージなのであって、彼らは、郵政民営化自体は重要ではないことを自ら認めてしまっているのだから。 「郵政改革すらできないのであれば、他の行政改革もできない」とか、「難癖ばかりつけて何もしない反小泉派より、少なくとも小泉は何かをしようとしているではないか」とか言って小泉を支持する人々である。 しかしそもそも、小泉が「改革派」だなんて
![2005-08-25](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)