米国の保守系雑誌『National Review』が歴代ベスト保守ロックソングなるものを発表した。1位にはザ・フーの「Won't Get Fooled Again/無法の世界」が選ばれている。同曲は'70年代の名盤『Who's Next』に収録。同誌は「甘ったれた理想主義を絶ち切った」と説明している。 しかし、これにピート・タウンゼント(G,Vo)が反論、彼自身のサイトを通し「正確には革命を非難する歌ではない……物事は期待通りにならないこともある。何も期待しなければ、すべてを得られるかもしれない」と話し、“投票者は意味を誤解”しているといった内容をコメントした。 リストには50曲が選ばれているが、英米の政治、宗教、文化などから世相を反映したロックの名曲が並んでいる。上位10曲は次の通り。 1位 「Won't Get Fooled Again」 ザ・フー 2位 「Taxman」 ビートルズ