2001年秋から放送を開始した『サンデージャポン』(TBS系)が、大きな岐路に立たされているという。同番組のファンというあるテレビ関係者は、「放送開始時には5局ネットだったが、今では17局ネットになって、影響力が大きくなり、視聴率が安定してきたことで番組が保守的になった。苦情を恐れてか、サッチーやゴージャス松野など、バッシングされた有名人を出演させたり、どこまでが事実かわからないようなテレンス・リーや北芝健などの社会派レポートを放送したりすることがなくなった。キー局の番組らしからぬ、あの“アンチ大衆”的なところがよかったのに」と苦言を呈する。 確かに、視聴率も一時の上昇傾向は落ち着き、最近は10%(関東地区)に届くことはまれで、結局は裏番組の『笑っていいとも! 増刊号』(フジテレビ系)や『いつみても波瀾万丈』(日本テレビ系)の後じんを拝している。 その背景には、06年以降、番組がほぼ全国で