明石市が購入を予定している「篠田プラズマ」の超大画面ディスプレーと篠田傳会長兼社長(左)=神戸市中央区港島南町4、篠田プラズマ(5月7日) 明石市は、来年6月に開館50周年を迎える市立天文科学館の目玉の展示として、神戸・ポートアイランドに本社を置く「篠田プラズマ」が、独自に開発したフィルム型大画面ディスプレーを購入する方針を固めた。縦2メートル、横3メートルと145型テレビ画面に相当し、関連機器を含む総額は4000万円。 同社は「プラズマ・チューブ・アレイ」と呼ばれる独自の技術を開発。1平方メートルの画面を組み合わせて、人の姿を等身大で表示できる超大画面を構成する。薄さは1ミリで、フィルムのように曲げられるため曲面にも取り付けられるのが特長。 明石市は今秋にも天文科学館ロビーに設置。宇宙や星をテーマにした映像を流して大画面の臨場感を楽しんでもらう。 同社の篠田傳(つたえ)会長兼社長は明石在