コミッショナー 指導力発揮せよ2011年3月23日11時0分 印刷 Check 蓮舫・節電啓発担当大臣の言葉が全てを表していた。 「私は新井選手会長が言うことにすべて賛同です。セ、パの開幕日が違うこと、選手会の思いが受け止められていないこと、東京電力管内のナイターを控えてほしいということです」 なぜ、こんなことになってしまったのか。加藤コミッショナーが指導力を発揮しなかったからだ。野球協約は「コミッショナーが下す指令、裁定、裁決及び制裁は最終決定であって、この組織に属する全ての団体及び関係する個人は、これに従う」と定めている。コミッショナーがセに再考を求めていれば、こんな事態にはならなかった。 コミッショナーは高木義明・文部科学相、蓮舫担当相らにセの開幕延期とナイター自粛を申し入れられても、自らの判断を示そうとしなかった。 「私の考えをはっきり示すことが大事。あいまいにしたことは一度もない