ロンドン五輪のボクシングで日本選手として48年ぶりに金メダルに輝いた村田諒太(26=東洋大職)が26日、和歌山県立体育館で行われた国体近畿ブロック大会に出場後「ボクシングはこれで一区切りと思っている。基本的に続けようと思わない」と述べ、現役引退も視野に入れながら長期休養する意向を明らかにした。 2008年に一度、引退しながら現役に復帰した経緯があり「僕はやめて戻ってきた人間だから、また火がついて燃えるかもしれない。ただ少し休みたい」と話した。4年後のリオデジャネイロ五輪については「考えていない。新しい選手が出て活躍してくれていると思う」とし、プロ転向もあらためて否定した。 指導者になる夢を抱いている村田は、米国などへ海外留学する構想も披露。「スポーツ科学やスポーツマネジメントも勉強したい。何年先になってもいい」と熱く語った。 五輪後初の実戦となったこの日は京都府代表として出場し、ミドル級決