阪神が強烈な先制パンチで巨人を下し1勝1敗、ファイナルステージ進出に逆王手をかけた。初回2死二塁、ゴメスが先制2ラン。続くマートンにも本塁打が飛び出し3点を先制した。 延長10回サヨナラ負けを喫した前日から打線を組み替えた。3番だった鳥谷を1番に。鳥谷、ゴメス、福留の並びだったクリーンアップは福留、ゴメス、マートンとした。 初回の3点は先頭の鳥谷が四球で出塁。ゴメス、マートンが1発と、策がピタリとはまった。 試合後の和田豊監督は「初回の攻防がポイントになるという思いがあった。2発は大きかった。(打線組み替えは)鳥谷の出塁率(が良い)ということがあったのでいつもの打順に戻して、もう1度勝負と思いがあった。しっかりと球を見極めて、(鳥谷が)塁に出たことで攻撃にリズムが出たと思う」と振り返った。