日本維新の会の松井一郎代表(大阪府知事)は28日、7月2日投開票の兵庫県知事選について「適当な人が見当たらず維新として関与しない。今回は不戦敗だ」と述べ、独自候補の擁立を断念する考えを示した。他の立候補予定者への支援も見送るという。 5選を目指す現職の井戸敏三氏には、自民、民進両党が県連レベルで支援する方針だが、「公務員労組が主体となる民進とはチームを組めない」と指摘。無所属での立候補を表明したコラムニスト勝谷誠彦氏については「公約がすごく抽象的だ」と批判した。 大阪府庁で記者団の質問に応じた。