田原総一朗のブログが読めるのは《ざ・こもんず》だけ!! 小沢一郎という人物は、政局を読む能力が抜群に高い。そして彼の政治家生命を賭して目指しているのは、政権交代であり、今回の参議院選挙の大勝利はそのためのひとつのステップでしたかない。いま彼が何を考えているかというと、当然ながら嫌自民の暴風が吹いている間に衆議院解散・総選挙に持ち込むことだろう。ここ2日ばかり公に姿を見せないのは、決して自宅で養生しているからではない。ある仕掛けを張っているのだろう。 そのひとつは、9月の臨時国会でのテロ特措法の延長だろう。自民公明の与党は衆議院でこの延長法案を通過させても、参議院で民主党が反対し否決して衆議院に送り返す。公明党としても本心ではアフガンから手を引きたいだろうから、複雑な環境に陥る。 そこから、ドラマは始まる。 自民党という政党は、政権維持のためならどんなことでもやってくる。社会党の党首を総理大