インターネットを彷徨っているとあちらこちらで神を見かける。 どちらを見ても神、神、神。神また神の大安売りだ。 カズ野茂ジーコは言うに及ばず、麻生太郎から江頭2時50分まで、誰も彼もが神、神、神。宮本茂に鳥山明に菅野よう子まで神らしい。その辺ならまだ見過ごすも、「やくみつるは神」とか目にした日には僕らはもはやコンフューズ。挙句の果てにはGIGAZINEも神、痛いニュースも高木浩光もグーグルまでもがみんな神。八百万にも限度ってものが。時、今、正に、やおろず時代。 どうして「神」がこんなにも量産され、その「神量産体制」とでも言うべき時代の流れがそんな風に支持されているかというと、それは、もう、間違い無く、皆さん寂しいだけなのであります。インターネットは寂しい人で溢れかえっている故に、神で満ち溢れてしまうのです。「寂しい、誰かと繋がりたい。」そんな風に思った時には、神をこしらえ高く掲げて、それをみ